世界遺産

以前、このブログを始めた最初の頃に、
釧網線や五能線の話題の記事を書いていますが、
(最初はローカル線中心ブログでした…)
これらは世界遺産指定地域の近くを走る鉄道でした。

そう言えば、昨年末、入院する直前に行ったここも
世界遺産近くを走っていましたっけ。
大田市駅
でも、この大田市駅よりむしろ、前日に泊まった
温泉津の方がより世界遺産に近いと言えますよね。
なにしろ温泉津港が世界遺産そのものですから、
温泉津あたりの山陰本線は
ほぼ世界遺産地域の中を走っているようなものです。


その他、世界遺産と鉄道というと、
鉄道そのものが世界遺産に登録されている
ダージリン・ヒマラヤ鉄道のトイ・トレインがありますね。

…などともったいつけてすみません。
中欧地域の鉄道旅行がベースの私にとって
世界遺産と言えば、もちろんこのあたりです。
ゼンメリング駅

のどかな田舎の駅ですね〜
写真、ひどいですね〜
その上、スキャンが下手くそですね〜
プリントのスキャンじゃなくてデジカメのデータ探せよ。
と思いますね。
駅舎だか農家だか分からないような建物に何か書かれています。

Semmering

はい、ここが世界で初めて世界遺産に登録された
「ゼンメリング鉄道」といいますか、ゼンメリング峠です。
このゼンメリング駅の近くにあの有名な鉄道橋があります。

1848年に着工された世界初の山岳鉄道として建設され、
竣工から150年以上経った今もオーストリアからイタリアを結ぶ
幹線のひとつとして、多くの列車が行き交っています。
初めてアルプスを越えた鉄道でして、
オーストリア帝国の帝都ウィーンから
イタリアのトリエステを結んで布設された路線でした。

当時トリエステは「未回復のイタリア」として、
オーストリア領土となっていて、オーストリア海軍の軍港でした。
「サウンド・オブ・ミュージック」のトラップ大佐が
元海軍大佐で「オーストリアに海?」と思った方も多いでしょうが
かつてのハプスブルク帝国は広大な版図を有していました。
(おかげでか知りませんが、トリエステは今も本当に不便です!
 イタリア鉄道網から差別されているとしか思えません)

.
私が最初にここを通過したのは、世界遺産になる前でした。
なのでこーーんな呑気な状態だったのかも。
鉄道橋はこの、特急も停まらない駅から
15分程行かないと写真が撮れません。

とにかく、世界遺産でもなんでもなかったので、
どんな景観かとか、全然知りませんでした。
スロベニアに行く際の事でした。
夏休み期間中で、満員の列車に乗ってしまって座席もなく、
(夏のイタリア行き、週末は要注意です。
これ以来、イタリア行きは必ず予約するようになりました)
通路の補助椅子に腰掛けていたので、景色が良く見えました。

そしていきなり、山の間にローマの水道橋のような橋が…
おおおおーーーーーーっ!!
写真を撮る事も忘れて見入ってしまっていました。
なので、その時の写真はこの駅舎しかありません。

すぐ後に世界遺産登録されましたが、
ああ、あれか… 当然だな。と思いきり納得しました。

.

十二湖駅
ちなみにこちらは十二湖駅。
五能線の白神山地近くを走っています。
リゾートしらかみが蜃気楼ダイヤをするトコですね。

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カテゴリー: ドイツ・オーストリア, 海外の鉄道 — 詠 10:29 PM  
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