灘駅と大田市駅〜二つの跨線橋

灘駅こ線橋
一体、いつまであの美しい跨線橋は残っているんだろう
と、いつも気になっているJR東海道本線(神戸線)の
灘駅ですが、久々に今日はお出かけ(遠出)をしたので、
通過の際、跨線橋を確認して参りました。
よかった、まだあったーーー!

どうも現在の跨線橋、駅舎(阪神間最古の現役駅舎)とは
若干、西にズレた位置に新しい橋上型の駅舎と通路が
建設されるようで、ずいぶんと姿を見せ始めています。


長い間、昔からこの辺りに住んでいる人達に
馴染まれて来たであろう、この跨線橋は
工事の最後の最後迄、残しておいてくれるようです。

ああ、自分の家がとてつもなく大金持ちなら(笑)、
庭に新幹線を並べるだけでなく、この跨線橋も
是非まるっと買い取って、飾っておきたいと思います。

.
以前(昨年11月21日の日記)、
この灘駅の跨線橋については書きましたが、その同じ頃、
温泉津・石見銀山あたりを旅行していて、
大田市駅の跨線橋が「現存最古の鋳鉄製門柱」と知りました。
大田市駅こ線橋
これですね。
プレートに近付いてみると
大田市駅こ線橋プレート
1890年帝国鉄道庁製造、だそうです。

灘駅の開業が1917年なので、その27年前のものなんですね!
……んんん?
山陰本線・大田市駅の開業は1915年、
灘駅と大して変わらないんですが……
どこから持って来たんでしょうね、これ。

しかも良く見ると「神戸工場にて製造」。
個人的には灘駅の跨線橋の方がかなり美しいと思うのですが、
もしかして、この二つの跨線橋、兄弟橋なのかもしれません。
ちなみに灘駅の跨線橋や旧駅舎の窓枠は
明治・大正期に使われていた英国製レールの再利用です。

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カテゴリー: 日本の鉄道, 駅・施設 — 詠 10:57 PM  
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2 件のコメント »
  1. コメント書く欄まちがえた~!(泣)
    ごめんなさい~。
    前回の日記にコメント今回のコメントつけちゃいました。

    まったく、この時間になると酔いがまわってきてダメダメ人間です・・・。

    コメント by ポン・ション — 2009 年 4 月 20 日 11:49 PM
  2. ポン・ションさん、こんばんは〜
    全然問題ありませんよ、お気になさらずに!

    本当に大きな大きな庭があったら
    自由にこんなのをレイアウトできるんですが。
    そうなんですね。
    鉄道模型はそういうところから皆さんハマる訳なんですね。
    でも収集タイプとしては、
    実物の欠片の方が欲しいなぁ…とつい、思ってしまうのです…

    コメント by 詠 — 2009 年 4 月 22 日 10:39 PM
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