ドイツの自動販売機で切符を買ってみよう！

もうすっかり「欧州専門サイト」みたいになってしまっていますが
今日もドイツネタ。　券売機の話題です。

1年間で2度ペース、実際には昨年1年間でギリギリ3回のドイツ行きで
いろいろとネタを仕込んで来てしまったので、お付き合い下さいませ。

そんな訳で、今日のテーマは図解・バイエルンチケットの購入法。
自販機で切符を買う手順を見て行きたいと思います。
毎日一度は駅に行ける、中央駅至近のホテルをいつも利用しているので、
すっかり私のホームになってしまった（自分で思っているだけですが）
ミュンヘン中央駅の券売機をモデルにしました。

アルゾー、ロス(Also los)！　

2013年、1月現在、ドイツ国内のDB（ドイツ鉄道）の駅には
上の写真と同様な自動販売機が置かれている事と思います。

まずは中央のタッチパネルに触れてみましょう。
英語等、数カ国表記に出来る機種もあります。

上の写真もドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、
スペイン語、トルコ語に変更できます。
これで理解できる言語を選択して買って下さい！

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…いやいや、冗談ですってば。

それじゃ何のネタにもなりません。
まずは左上のパネル、電車と→●の表示の所です。

これを選択します。
その隣の右上でも右下でも実は買えるんですが。
ちなみに右下はミュンヘンの都市内交通の切符も買えます。

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次の画面ではどんな切符を買うかの選択です。
左上の親子のアイコン「フリータイムと行動」を選択します。
その下に「z.B. Bayern-Ticket(例えばバイエルン・チケット)」
等と書かれているので分かり易いかと思います。

ね？

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特別な便利切符、いわゆる特企券のページです。
いろいろなお得で便利な切符が並びます。
自転車用の切符なんてのもヨーロッパらしいです。

ミュンヘンの券売機ですので、ここでは左上の目立つ所に
バイエルン・チケットがあるので、ここをタッチ。

余談ですが、その下には他の領邦（州）のチケットもあります。

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何故か同じような選択画面が出たり…
ま、バイエルン・チケットを再度選択。

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またしても同じような選択肢が…
実はバイエルン・チケットは3種類ありまして、
只のバイエルン・チケットと1等車用、夜用とあります。

ここでは一番上の単なる「バイエルン・チケット」
という所をを選択しましょうか。その方が面倒が無いです。

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次に人数。ま、一人旅でしたら「1」で。
そして右下の「Weiter（次に進む）」をタッチ。

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ここでは1等・2等を選択します。
さっきの2つ前の画面で1等を選択できるんですが、
ここから1等を選ぶ事が出来ます。
この辺り、フローチャートの作りが良くない気がします。

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次はドイツ鉄道の「バーン.ボーナス-ポイント」を
貯めているかどうかの選択。通常の旅行者なら
上と同じく左の「集めていません」を選択すれば良いです。

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そして最後の確認画面です。
見にくいですが、上から
「1人」
「2等車」
「有効日（当日の日にちです）」
「自転車・無し」
「ポイント無し」
そして右下の方には金額が表示されています。
ちゃんと22ユーロになっていますか？
良ければ右下の「Bezahlen（支払い）」をタッチします。

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ここから硬貨、クレジットカード、紙幣を入れます
…とイラストで教えてくれます。
後はお金を入れれば勝手に切符が出て来ます。

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なお、バイエルンチケットは平日9時〜翌日の3時まで、
土日とバイエルン州の祝日、そして8月15日の
マリア被昇天祭の日には0時から翌日の3時まで有効です。

また、バイエルン・チケット・ナハト(Bayern-Ticket Nacht)は
18時から翌日6時まで、土日とバイエルン州の祝日と
8月15日は翌日7時まで有効です。

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現在の時点(2013年1月)では券売機やネット購入時の場合、
1人用のシングルが22ユーロ、
2人用が26ユーロ、
3人用が30ユーロ、
4人用が34ユーロ、
5人用が38ユーロです。

また、1等車用チケットは1人用が33ユーロ、
2人用が48ユーロ、
3人用が63ユーロ、
4人用が78ユーロ、
5人用が93ユーロです。

往復や周遊なら普通に購入しても良いのですが、
ミュンヘンへの片道旅行だと、やっぱり見知らぬ者同士の
相乗りがこのチケットの醍醐味でしょう。

ちなみに夜用のバイエルン・チケット・ナハトは
1人用が22ユーロ、
2人用が24ユーロ、
3人用が36ユーロ、
4人用が28ユーロ、
5人用が30ユーロです。

バイエルン州内のドイツ鉄道の普通列車や快速、
路線バス、ミュンヘン、ニュルンベルク等の大都市圏の
S-バーン（近郊区間）、U-バーン（地下鉄）、路面電車、
バス、一部の私営バス路線等が乗り放題です。

5月の旅行時はもうちょっと安かったのですが、その直後の
6月に価格改正が行われて、11月にはこの値段になってました…

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