ユーロナイトの朝食&麗しの帝都

Wiener Walzer 座席車
昨日はついつい気の早いタイトルで書いてしまいました〜
冷静になってみると、自分ツッコミ入れたくなりました。
まだまだ四カ月も先の話なんですよね。

で、本家オリエント急行の写真、もっと何かないかなー
などと、古いアルバムをごそごそ、
旅行記念モノ入れをごそごそしていたら、
別の夜行列車の写真を見つけました。

それが上の写真なのですが、
EN466/467 のヴィーナー・ヴァルツァーです。
(Wiener Walzer つまりウィンナ・ワルツですね)
当初、CityNightLineだったか何かで、
オーストリアの看板夜行列車の一つだったようですが、
その後何の変哲もないユーロナイトとなりました。
現在はオーストリア国鉄とハンガリー国鉄共同運行便で、
車両もオーストリア車、ハンガリー車が併結されています。
オーストリア車の寝台の写真を見ると、かなーりきれいな
現代的な(悪く言えば無機質な)感じでした。

しかし、写真は、あはははは、ハンガリー車です。
座席車です。貧乏なので。
かなーり短い区間の表示になっていますね。

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イタリアの温泉地メラーノでの切符など

ボルツァノきっぷ
以前、数回に渡っていろいろと旅行の写真を載せていた
イタリア、南チロルの温泉保養地メラーノですが、
昨日、パソコンの片付けをしていて、まだ載せていなかった
画像を見つけたので、旅の記録の整理もかねて
ちょこっと載せさせていただきます。

上の写真はボルツァーノ(独:Bozen ボーツェン
インスブルックからブレンナー峠を越えてヴェローナに
向かう幹線上にあるアルプス地域の交通の要衝です)
近郊のバス路線網(VVB)のきっぷです。
例によってイタリア語/ドイツ語で表記されています。
多分、メラーノ郊外のシェンナに行った時のもの。

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カテゴリー: イタリア, 旅の話, 海外の鉄道 — 詠 10:17 PM  コメント (0)

欧州温泉地めぐり〜メラーノ・2

チロル城
ヨーロッパでも温泉地めぐりをしている事が多いので、
時々、ちょっとだけですが、海外の温泉の様子をご紹介したい
…と始めたものの、思った以上に不評のようなので(…)、
1回目のメラーノについて、
ちょこっと書いただけで放置してあったのですが、
せっかくなので今回、書いてしまいたいと思います。

メラーノ Merano、
オーストリアとイタリアの国境になっているブレンナー峠の南、
現在はイタリア領になっている南チロルにメラーノはあります。
インスブルックから国際特急や寝台特急も通る幹線を南下して、
ブレンナーを越えて最初の大きな駅、
ボルツァーノからは2等車だけのローカル線で
西に約40分行った終点にある温泉保養地です。

私が最初に行ったのは3月の終わり、
まるで中央東線のような桃や林檎の花の咲く中を
コトコトと走る列車は夢の中の列車のようでした。

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カテゴリー: イタリア, 旅の話, 海外の鉄道 — 詠 8:11 PM  コメント (0)

欧州温泉地めぐり〜メラーノ

メラーノ駅
また唐突にこんなネタで書いてみます。
こうやって鉄道旅行の話を書いていますと、日本人ですから
私も温泉好きらしく、温泉地に出かける事が多いように思います。
そしてこのサイトでネタにして来た海外の旅行先も
その実、必ずと言っていい程、温泉地に立ち寄っているのです。

そんなわけで、ヨーロッパの温泉地、どんな所に行ったのか
時々、ちょっとだけですがご紹介したいと思います。
で、第一回目はもちろんバーデン・バーデン…
…と思われるでしょうから(笑)、
意表を突いてメラーノ Meranoにしたいと思います。

実はこのメラーノも、前振りはあったんです。
度々越えていたブレンナー峠、峠を越えたところにある
現在はイタリア領になっている南チロルにメラーノはあります。
インスブルックから南下して、墺伊国境のブレンナーを越えて
最初の大きな駅、ボルツァーノからドロミテとは反対、
西の方向に向かって乗り換えたところにある保養地です。

ボルツァーノからは2等車だけのローカル線で約40分。

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カテゴリー: イタリア, 旅の話, 海外の鉄道 — 詠 11:42 PM  コメント (0)

オーストリアの切符

メルク行き切符
もうどの切符を載せたのか載せていないのか
分からなくなって来ています。
多分、今日の切符のうち、3枚は載せていなかったはず。

今日はオーストリア国鉄の切符です。
通常、駅の窓口で買うと、こんなきっぷになります。

上の写真の切符は上が(薄くて見にくいのですが)
ウィーン南駅からグラーツを経由、スロベニアの首都
リュブリャーナ迄の切符です。
さすがに外国迄の切符だからか、発着駅、日付け、
有効期限の他、いろいろな補足や説明も打ち出されています。
金額は10,000円程ですね。結構高い!!
そりゃそうですね。

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君よ知るや南の国〜国境の駅4

ブレネロ

君よ知るや南の国 レモンの木は花咲き
くらき林の中に こがね色したる
柑子(こうじ)は枝もたわわに実り

様々な名訳のあるゲーテのミニヨンの歌の一節です。
これは森鴎外の訳ですが、
「君よ知るや南の国 樹々は実り花は咲ける」
という堀内啓三 恵贈 敬三さんの名訳も有名です。

ゲーテの「ヴィルヘルムマイスターの修行時代」に
登場する薄幸の少女ミニヨンは
トマのオペラ「ミニヨン」の題材にもなっていますが
彼女の歌うこの詩は、今も昔も
ドイツの人々の心を揺さぶるようです。

長く厳しい冬には暗く重い雲がたれ込める
ドイツの人々にとって南国とはイタリアの事でした。

中部ドイツのボンに生まれ、旧東ドイツの地域で活躍した
ゲーテは憧れのイタリアに行った時の事を元に
「イタリア紀行」を書き、
そしてこのヴィルヘルムマイスターでも書いています。

また、少年モーツァルトも当時音楽の本場と言われていた
ローマで一旗あげる(&求職の)為にイタリアに赴きました。

北方のネーデルランドの画家達も本場の絵画を学ぶ為
アルプスを越えてイタリアに向かいました。

彼等が同じく辿った道、それはかのブレンナー峠でした。

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国境の駅・モダーヌ〜ヨーロッパのベスト車窓風景

モダーヌ
一昨日出かけてからまだ疲れが取れません。
昨日もふーふー言っていたので、
ついついサボらせて頂きました。

今日もあっさりと、
思い出語りでお茶を濁したいと思います。
そんなわけで、国境シリーズ、その3。
多分、以前に書いているであろうヘギシャロムと
先日のバーゼルに続いて3回目です。

上の写真は
イタリアとフランスの国境駅の一つ、モダーヌです。
お天気が良ければ、さぞや美しかったろうにと思うのですが
なぜかイタリアではずっとお天気が優れず
国境あたりでようやく雲が薄くなって来たところです。

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ベニスへの列車

ベネチア・サンタ・マリア前
昨日、このサイトに「ベニス 列車」というワードで
検索をかけて来られた方がいらっしゃいました。
 ベニスの駅は話題にした事はあるけれど、
 ベニスへ行く鉄道の事はまだ書いてないな〜
 申し訳ない事をしたな〜
などと思っておりましたら、今朝母が
「昨日ベネチアの事、テレビでやってたよ」と言いました。
ひょっとして、列車で行ってなかった?と聞いたら
「ちょっとだけだけど」と、まさにその通りだったようです。

皆さん、ホントにテレビ、お好きですね(笑)。

残念ながら、ベニスのマトモな写真がなくて
今回載せるのも大変恐縮なのですが、ま、ネタとして。

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カテゴリー: イタリア, 海外の鉄道 — 詠 10:30 PM  コメント (1)

改札機とローマのスリ?

ローマの切符
ヨーロッパの鉄道駅には、
そういえばほとんど改札機はありません。

地下鉄になると、さすがに結構改札機がありますが
それでもロンドンのチューブ(地下鉄)ぐらいにしか
日本風のしっかりとした改札機はなかった様に思います。
(あ。イタリアはローマ、ミラノともあった記憶が…
 うろ覚え、スミマセン)

ドイツ語圏やハンガリーだとたいていの場合、
改札に気がつかず通り過ぎて、慌てて戻ったりします。

改札といいますか、ホームに向かう途中に
小さな入鋏機がいくつか立っている感じです。
自分で切符を差し込んで、きっちりと刻印しておかないと、
検札がやって来て、不正乗車がないかチェックされた時
罰金を支払うハメになります。
…でも、ホント忘れ易いんですよね、あれ。

日本風のしっかりした改札機にしてくれればいいのに。

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カテゴリー: イタリア, 海外の鉄道 — 詠 10:38 PM  コメント (4)

ペンドリーノ おまけ

昨日まだ長々と書いてしまった、
イタリアの振り子列車ペンドリーノの話の補足です。
ちょっと分かりにくかったかもしれませんが、
冒頭に登場したETR500という列車は振り子機能は付いていません。

振り子列車でもないくせに、同じETRだからと登場させたんですが
実際にイタリアでも、振り子かどうかは
みんなお客さん達も気にしていないようです。
むしろETRという車輌になじみがあるようなので
最新のこの列車も「ユーロスターイタリア」だとか
「イーエススター」だとかの名称より、
ETRの方が通りが良いと思ってデカデカと書いたのかなぁー
と、思っています。

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カテゴリー: イタリア, 海外の鉄道 — 詠 10:19 PM  コメント (3)









 



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