オーストリアの切符

もうどの切符を載せたのか載せていないのか
分からなくなって来ています。
多分、今日の切符のうち、3枚は載せていなかったはず。

今日はオーストリア国鉄の切符です。
通常、駅の窓口で買うと、こんなきっぷになります。

上の写真の切符は上が（薄くて見にくいのですが）
ウィーン南駅からグラーツを経由、スロベニアの首都
リュブリャーナ迄の切符です。
さすがに外国迄の切符だからか、発着駅、日付け、
有効期限の他、いろいろな補足や説明も打ち出されています。
金額は10,000円程ですね。結構高い！！
そりゃそうですね。

ウィーン南駅を7時58分に出発したインターシティ151
「エモナ」は10時33分、グラーツに到着します。
グラーツと言えば、A.シュワルツェネガーの故郷ですね。
シュワちゃんと言えば、カリフォルニアのディズニーランドの
開園50周年記念日に行ったら、知事さん、式典に出てました。
思わず写真撮っちゃいました〜（笑）
いやいや、そうじゃなくて。
列車名のエモナというのは古代ローマの町の名で
今のリュブリャーナの場所にあった町です。

そしてリュブリャーナへ到着するのは14時10分、
直通特急とはいえ、結構な長旅です。
（列車はこの先、クロアチアのリエカまで行きます）
10,000円、仕方ないですね〜
日帰りはちょっともったいなかったかな〜

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一方、シンプルな下の切符は、例のメルクまでの切符。
ウィーン西駅からメルクまで、約1,350円。
距離は83km。JRの幹線の運賃と変わりませんね。
…ただ、特急に乗っても、特急料金は不要なのですが。

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こちらの2枚はインスブルックからイタリア行きの切符。
上がインスブルックからヴェローナ（ロミオとジュリエットの）、
下がヴェローナからミラノ中央駅までの切符です。
2枚に別れているのは、珍しく指定席だから。
南行き・秋の週末の列車はリュブリャーナで懲りました。
6時間、通路に居ましたよ〜
あんな満席の列車はヨーロッパでは初めてだったので
断固、指定席にしました。→正解でした！

太字でインスブルック中央駅　から　ヴェローナPN
と書かれています。PNはポルタ・ヌオヴァ（新橋？）の事。
9月21日　13時26分（発）　列車 87
次の行にはこう印字されています。
列車 87　というのはEC87（国際特急）の事。
ユーロシティ87はTIEPOLOという名が付けられています。
ティエポロはルネサンス最後の巨匠の名前です。
その下に
禁煙席、1等車、263号車　036番と、座席が印されています。

下のヴェローナからミラノ・ツェントラーレ（中央駅）
までの切符も全く同様の記載方法となっています。

von　に続く駅名が出発駅、nach　に続くのが行き先、
Abfahrtと書かれている後に続いているのが日にちと時刻、列車です。
欄外の右下に書かれているのが値段。
ん？　あ。これ、指定席券だけですね！　
この時もパスを持っていたのでしょう。1列車約300円でした。

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切符を買う際、注意するのは
たいていの駅では国内用窓口と国際用窓口があります。
国際便ならAUSLANDと書かれた窓口に並んで下さい。

と、今日は切符の見方、買い方でした。
…なんか記事の方向が違っちゃった気も…　ま、いっか。