ベニスへの列車
昨日、このサイトに「ベニス 列車」というワードで
検索をかけて来られた方がいらっしゃいました。
ベニスの駅は話題にした事はあるけれど、
ベニスへ行く鉄道の事はまだ書いてないな〜
申し訳ない事をしたな〜
などと思っておりましたら、今朝母が
「昨日ベネチアの事、テレビでやってたよ」と言いました。
ひょっとして、列車で行ってなかった?と聞いたら
「ちょっとだけだけど」と、まさにその通りだったようです。
皆さん、ホントにテレビ、お好きですね(笑)。
残念ながら、ベニスのマトモな写真がなくて
今回載せるのも大変恐縮なのですが、ま、ネタとして。
昔、珍しくて鉄道ものの本を買いました。
それは宮脇俊三さんのご本だったのですが、
そこに列車でベネチアに入る時の事が書かれていて、
いつか行く日があったら、ぜひ見てみたいと思っていました。
ベニスはご存じの通り、干潟の上に作られた
いわば人工島のような町なのですが、
本土のベネチア・メストレと言う地区から生えている感じです。
メストレというと、貧乏旅行者が泊まる所としてお馴染みかも。
いわゆるベネチアはホテルがバカ高いんですよ。
このなんだか雑然とした所がベネチア・メストレ駅。
スキャナー出すのが面倒だったので、プリント写真を
立て掛けて、デジカメで撮るという荒技を使いました(笑)。
このメストレ駅を出ると、まもなく線路の周りが妙な事に…
バラトン湖の周辺だか、湖西線だかのような感じです。
いや、むしろなんだか川が決壊して水没した感じでしょうか。
窓ガラスが汚いから…だけではなさそうな…
泥水のような感じです。
反対側の車窓を見ても同じ風景。
そうなんですね。干潟の堤防の上を走っているようです。
ずーーっとこんな感じに海の上を走って行きます。
向こう側に茶色い建物が見えて来ました。
やっと線路も陸地らしい所に上陸したと思うと
すぐ、ベネチア・サンタ・ルチア駅の構内に入ります。
ここが終点、どん詰まりの駅です。
そして冒頭の写真。
見るからにベニス!という写真ですが、これはなんと
サンタ・ルチア駅を出たすぐ、正面の写真です。
この先は水上バスかゴンドラに乗り換えます。
普通の駅だと、駅前には駐車場とかタクシーなのに…
と思っていると、ちょ、船に車乗ってる!
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先日は私の愚問にコメントくださってありがとうございます。
詠さん、心が優しい方ですね。(涙)
さて、ベネチアのお話も楽しく読ませていただきました。
ベネチアにも駅があるんですね~。
私はてっきりゴンドラか水上バスで行くのかと思ってました。
駅前にタクシーがわりにゴンドラがあるのはベネチアならではですね。
この船に乗った車、どこに持ってくんでしょうね(笑)