ドイツのローカル線〜黒い森
どういう話題が望まれているのだろうと日々、悩みます。
普通、鉄道ファンというと、JRとか人気私鉄とか、
ローカル線とか、廃線とか、SLとか、気動車とか…
そういうものの方が良いんですよね?
でも、海外乗り鉄の話は、他があまりされていないから
珍しくていいかな〜とも思うので、
結局一貫したサイトになっていない訳です(笑)。
それでもリピーターさんに来て頂いているようなので
結構、海外ばなし、読んで頂いてるのかも??
と、いう訳で今日はドイツのとあるローカル線の小旅行です。
私の好きなシュヴァルツバルト、黒い森の旅行です。
この黒い森はドイツの森林リゾートの代表格なので、
このエリアにはスパリゾートやトレッキングコース、
バス路線、そしてローカル線がいろいろとあります。
毎度ながら、バーデン・バーデンに連泊して、
そこから身軽に近辺の小旅行を楽しむのが楽ちんなのです。
今日の目的地はカルフ、
ヘルマン・ヘッセの出身地でかわいい町という事で、
日本からのツアーも結構立ち寄る町です。
バーデン・バーデンからカールスルーエに出て、
ミュンヘン方面の列車に乗り換え、プフォルツハイムに。
ここは黒い森観光の拠点の一つです。
ここからホルプ方面へのローカル線に乗り換えます。
上の写真はカールスルーエから乗った快速の運転台。
なんか、ドイツの鉄道というとあの103型とか120型の
印象が強くて、あの大きなホイールをガッチャガッチャ
回して運転しているイメージなんですが、
すっかりこんなフツーの運転台になっちゃってるんですね。
.
地方の駅で、小さな平家の駅舎ですが
幹線上の駅なので、意外と整備されています。
しかし、ヨーロッパのホームは低い!
だから列車に乗る時に階段が大変なんですよね。荷物あると。
カルフ駅です。とてーも変わった構造の駅です。
ホームはエレベーターで上がった最上階。
結構、質素で寒いです。
半野ざらし状態で自販機があります。
あ、これで「カルフ」と読みます。
駅は当然、城壁と掘(たいてい川を堀にしています)の外、
ここから旧市街まではすぐ、3分程です。
笑っちゃうぐらいにおとぎの世界。
笑っちゃうぐらいにかわいい町。
広場には教会と市庁舎と泉。
これがドイツの古い町のお約束。
冬の森の中は天候がいつも不安定。
なんだか重たい雲が出て来ました。
教会の外側にはいろいろなお言葉を刻んだ石版があります。
……なんか、難しくて、日本人には判りません(笑)。
あっ!左の行の上から2番目の文字、180度回転だ!
「小さく賭けて でかく勝つ」
…いや、ちょっと…
教会に奉納しているものとは思えない言葉なんですけど…
そろそろ戻らないと空が怪しいです。
この4階建て?の白い建物、この写真ではよく判りませんが、
まん中程に赤と白の四角い標識が出ています。
「DB」
と、いう訳で、実はこれがカルフ駅の外観なのです。
1階部分に小さなお土産屋さんのような、
インテリアショップのような店があるくらいの無人駅。
途中階は駐車場でした。
駅のホームからカルフの町を見下ろした所。
黒い森に抱かれたカルフの町の規模はこんなものです。
やって来た列車は窓枠が斜めに配されたモダンな新型列車。
結構混んでいました。
あ、雨だ。ギリギリセーフ。
バーデンバーデンに帰ったら、
冷えた体を暖めにお風呂にでも行こうかな。
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詠さんにしか出来ない旅行記を書けばいいんですよ。
海外の鉄道なんていった事無いからいつも興味深く読ませてもらっています。
黒い森ほんとにくろいんですか?
どのぐらい?真っ暗森ですか?
追伸:ヴィオラで疲れすぎて眠れません。
体はぼろぼろ。
(X_X ;)/ ヘロヘロー。。。(lll __ __)バタッ
こんな鉄道ブログだか旅行ブログだか、な
サイトにお越し下さって、ありがとうございます〜
写真がいつもヘボいので、鉄向きではないんですね。
黒い森は、針葉樹なので暗く見えるというだけで、
今の黒い森は結構明るくて健康的ですよ。
中世以前は、赤ずきんやらヘンゼルとグレーテルやら、
はたまた魔弾の射手やらの舞台にふさわしい
くらーーい危険な所だったようですが。
ヴィオラ、お疲れさまです。
ゆっくりと休養も取って下さいませ。