ユーロナイトの朝食&麗しの帝都
昨日はついつい気の早いタイトルで書いてしまいました〜
冷静になってみると、自分ツッコミ入れたくなりました。
まだまだ四カ月も先の話なんですよね。
で、本家オリエント急行の写真、もっと何かないかなー
などと、古いアルバムをごそごそ、
旅行記念モノ入れをごそごそしていたら、
別の夜行列車の写真を見つけました。
それが上の写真なのですが、
EN466/467 のヴィーナー・ヴァルツァーです。
(Wiener Walzer つまりウィンナ・ワルツですね)
当初、CityNightLineだったか何かで、
オーストリアの看板夜行列車の一つだったようですが、
その後何の変哲もないユーロナイトとなりました。
現在はオーストリア国鉄とハンガリー国鉄共同運行便で、
車両もオーストリア車、ハンガリー車が併結されています。
オーストリア車の寝台の写真を見ると、かなーりきれいな
現代的な(悪く言えば無機質な)感じでした。
しかし、写真は、あはははは、ハンガリー車です。
座席車です。貧乏なので。
かなーり短い区間の表示になっていますね。
ブダペシュト東駅からウィーン西駅、と書かれています。
ウィーンで切り離す訳でもないでしょうに?
この列車はブダペスト(ブダペシュト)からウィーンを経て
スイスのチューリッヒまで走ります。
プラハから来る車両も途中まで一緒です。
.
ところで、2年前にオリエント・エクスプレスに乗った際、
朝食が出ませんでした。
クシェットでも出る列車は出るんですが…
逆行では今も出てるようなので、
注文聞くのを忘れられたのか(でも相部屋の人もなかった!)
…… フランスの寝台って出ないものいくつもありますよね。
…オーストリアやハンガリーの寝台って、大抵付いてますよね…
まさか、そういう事なんですかね?
7時40分なんかに降りるヤツには出さない、かもしれませんね。
どなたかオリエント・エクスプレスで朝食食べられた方、
何時頃に朝食が届いたか教えて下さい〜〜
で、今日、ポケットアルバムに放り込んでいた写真の中に
これ、見つけました。EN314 Roma ローマの朝食です。
フィレンツェからバーゼルまで乗りました。
(2009年現在、EN314はチューリヒ止りです)
手前に並んでいるミネラルウォーター、サン・ベネディットは
寝台車の乗客1本ずつサービスされているものではなく、
フィレンツェ駅で買ったもの。
だからフリサント(ガス入り)ではなくナチュラーレなのです。
朝食は紙皿にラップ掛けでパックされたものが届きました。
メニューはチョコレートペストリーとチーズ数枚、
そして小さな一口サイズのオレンジシュース。
そして飲み物は紅茶かコーヒーでした(右の紙コップ)。
.
今までで一番豪気だったのは、ミュンヘンからブダペスト間の
カールマーン・イムレ号だと思います。
豪華、ではなくて豪気、です。
乗車して姑くすると、サービススタッフが
朝食のリクエストを聞きに来ました。
紙に書かれているものの中から好きなものを
3つチョイスできるそうで、まずそのシステムにびっくり。
で、私と同行者はそれぞれそのうち1品にハムを選びました。
あとは暖かい飲み物も選びます。
果たして翌朝、届けられた朝食には、
1人1パックずつのハムのパックがくっ付いていました。
スーパーで売っているような、150gぐらいのハムが。
しまったぁあああ、チーズとか別のもの頼めばよかった!
なんでハムばっかり!
結局、ハムは1パックだけ開けて、もう1つは翌日食べました。
.
ウィンナ・ワルツ、カールマンと来たら
なんだかレハールも添えてみたくなりました。
(カールマン、レハールはハンガリー人ですが、
ウィーンで活躍したウィンナオペレッタ白銀時代の双璧です)
3列車とも中欧に輝いていた麗しの帝都ウィーンを走ります。
EC40 レハールです。
こちらは昼行便。昔はブダペシュト南駅から出てました。
私が着ているクラシックなロングコートはローデンコート。
南ドイツ・オーストリアの防寒着です。
これはですね、座席車のコンパートメントで寝る時、
毛布代わりになるんですよ!(笑)
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はじめまして!
ヴィーナー・ヴァルツァー号の記事見て飛びついてしまいました。私が乗ったのはもう3年前東欧乗り鉄のときチューリッヒからウィーン西駅まで乗りました。座席車はブダペスト・ケレティ行きになってましたんで、まさにこの列車です。
当初はチューリッヒからトランスアルピン号に乗るはずでしたが、OBBのサイトになにやら注意書きがあり、ドイツ語だったが翻訳サイトに流してみたら、途中線路工事で区間運休バス代行との事・・リンツでの乗換えがあったためヤバイと判断し前日のこの列車にしたわけです。
あ、いきなり長々すみませんでした。。
みゅーりゃーさん、いらっしゃいませ、はじめまして!
お返事がおそくなりまして申し訳ありません〜
東欧乗り鉄、すてきですね!
本当に中・東欧地域は列車の乗りでがあります。
トランスアルピン号、私も何度かお世話になりました。
やはり皆さん、同じような地域を回られると
同じ列車にお世話になるんですね。
途中バス代行はハンガリーで体験しました。
乗り合わせた方々がいろいろ説明して下さっても
ドイツ語ならまだしも、マジャル語では大変でした(笑)。
楽しいお話ありがとうございました〜
同じような地域を旅された方のお話は、
倍楽しく感じますね!
鉄coさん、はじめまして。
Wiener Walzerを探してここに来ました。国際色豊かな伝統的夜行列車ですね。このまえCNLに乗りましたが、簡易寝台は朝食つきませんでした。ENはついているんですね。各国の車両が繋がり、切り離され、食堂車もあり、昼は寝台も座席になりとすばらしい! いつか乗ってみたい。
Berliner さん、はじめまして!
中途半端な鉄記事しかないサイトですが、
よろしくお願い致します。
Berliner さんのCNLの記事も拝読させて頂きました。
憧れのホテル列車、CNLですが簡易寝台はなかなかハードそうですね。
この朝食の有無はどういう違いなのか一向に把握できず、
いつも食料が余ってしまったり致します。
結構朝食が出るのは東欧・中欧路線が多いからかもしれません。
それにしても夜行列車・寝台列車の旅は格別ですね。
日本ではもうほとんど無くなってしまった寝台特急、
ヨーロッパでは存続し続けて欲しいと願います。
そうそう、かなり以前になりますが、ライン右岸は乗った事があります。
ヴィースバーデンに何回か泊まったことがあり、
ライン汽船に乗る時とかに乗っていた記憶があります。
リューデスハイムとかカウプ辺りまでの短い区間だったりですが。
ローカル線、いいですよね。