車窓から見える不思議な情景

須磨の海
帰宅すると、なんかもう眠くて眠くて、
更新しようと努力はするのですが、
結局眠さに勝てずに寝てしまっています。
ひょっとして、これ、冬眠状態なのでしょうか?

それにしても冬は出勤時&帰宅時が暗くて淋しいです。
日中も薄暗い日も多いし、晴れていても
太陽がナナメから射していて、陰うつ〜になります。

そんな事を考えながら、まだ相変わらず研修中なので
ちょっと長い道のりを通っています。
今回も研修へ向かう車窓風景から。

まだ暗い海です。
そこにはちょっと不思議な光景があります。


須磨 海苔いかだ
なんだか小さな船のようなものがいくつも居るのが見えます。
秋から春迄の期間限定、しかも今が盛りの風景です。

もう少し拡大してみます。
須磨 海苔いかだと漁船
大きくしても、ちょっと分かりにくいですね。
車窓から見てもなかなか詳しい様子が分からないのですが、
おそらく筏を引き上げて、その下に船が潜って
作業をしているのだと推察しています。

実はこれ、海苔の収穫作業なんです。
場所はJR神戸線の須磨駅から塩屋駅あたりです。
新快速より、普通・快速だと見つけやすいかと思います。
海苔の養殖いかだがこの辺りの海域ではかなりありまして、
夏には海水浴客で賑わう須磨海岸の
波打ち際のかなりギリギリ迄海苔筏のブイが浮いています。

おそらく現代ののり養殖は手で収穫していないでしょうから、
機械で巻き上げて作業しているのでしょう。

.
ある時、このあたりを通りががった時、ブイと網に気づきました。
どう見ても何かの養殖なのですが、魚にしては数が多いし
明石鯛や穴子を養殖しているとは聞いた事はありません。
そういえば、昔から海苔屋が何件もあると聞いた事があります。
ひょっとして、これ、海苔なの?と思い当たりました。

その後、関西空港橋の風規制状況を探していた際に
たまたま見つけた「大阪湾海上交通センター」のサイトの
明石海峡通航ガイドの項目の中に
海苔養殖関する注意が書かれているのを見て、
おお、やはりあれは海苔筏なのかと確認致しました。

.
検索して調べてみると、全国の海苔の生産のうち
約50%が有明海エリア、約25%が瀬戸内エリア産で、
瀬戸内エリアの生産量の半数が兵庫県産とのことです!
なんと!
つまり全国の12.5%が兵庫県産なんですね!
驚きました。

そんな知られざる(私が知らなかっただけ?)名産物の
養殖・収穫風景が車窓から眺められるんですね。
うーん、研修のおかげで、なんかいろいろと発見があります。

須磨 海苔漁船

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カテゴリー: 旅の話, 日々の事, 日本の旅 — 詠 11:11 PM  
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