“秘境駅”じゃないけれど・2
ローカル線の旅というものには、
あまり興味はない方ですが
それでも憧れのローカル線というものも
いくつかあります。
今日はそんな旅行の思い出話を書かせて頂きます。
今回は入院というアクシデントで、
冬の18きっぷの旅には出られませんでしたが、
昨年はなぜか寒い時期にばかり、
そんな憧れのローカル線の旅に2度も出かけました。
本当は夏にこそ来たい、日本最後の清流です。
これを「ローカル線」、
なんて呼んではいけないのは、重々承知の上。
でも、思わず呼びたくなるんですよね。
隣駅までは「幹線」なんですし、
特急だって通るのに…
と、いう訳で、土讃線ならびに予土線です。
予土線を18きっぷで旅したことのある方なら
あ! とすぐに思い当たる、若井駅です。
一つ手前の窪川まではJR土讃線、堂々たる?幹線です。
岡山から瀬戸大橋線を通って四国に着いたら、
そこから南に伸びている土讃線は窪川で一応終点です。
そしてこの、写真の若井駅からはJR予土線、
通称しまんとグリーンラインが始まります。
で、窪川と若井の間のひと駅間は第3セクターの
土佐くろしお鉄道の路線となりますので、
18きっぷ使用の場合は、この一駅分を別途支払います。
そしてここ若井からは土佐くろしお鉄道は
荷稲を通って中村・宿毛方面に、
しまんとグリーンラインは家地川を通って
北宇和島まで走っています。
.
しまんとグリーンラインはなんたって
人気の四万十川を串刺しに走る、人気の路線。
若井駅だって下りだけで、一日7本もあるんです、
決してローカル線なんて、言えません。
ましてや道も民家もあるのだから、
秘境駅なんて事もあるはずありません。
……でもですね、沈下橋を間近で見てみたい、
なんて理由で、真冬に下車するものではなかったです…
目の前には最後の清流、四万十川。
私道っぽい道を通らせて頂いて、
てくてくと歩いて橋を見るのに約10分。
駅に戻って、とりあえず窪川駅で買ったお弁当と
お茶を広げて、のどかな風景の中で昼食。
ああ、スローライフ。
……でも、寒いな。
駅舎はもちろんありません。
風避けと屋根とベンチとゴミ箱はあります。
当然、トイレも自販機もありません。
バスとか、タクシーなんて入れません。
でも一時間に1本ぐらいは列車が通ります。
通過して行くだけですが。
……それにしても寒いんですけど。
風避け、役に立ってないんですけど。
………トイレ行きたくなって来たんですけど。
…はい、あと2時間ガマンですね〜…
12時13分に降り立って、次の列車は15時35分です。
(ちなみにその前は5時間開いています…)
.
とりあえずJR四国は列車少ないんだから、
特急以外の列車にもトイレつけて下さい!
四国旅行が恐いのはひとえに
トイレ事情ゆえなんです!
なのになんで2回も寒い時期にばかり
行ってるんだろう!?
.
でも、きっと夏に行ったら(暑そうだけれど)
気持ち良いでしょうね〜
あ、アンパンマンの南風だ〜
あっ、今度は土佐くろしお鉄道だ。
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トイレの問題は切実ですよね。
コンビニがそこらじゅうにあるところなら何とかなりますが、秘境となると・・・
乗る前に済ませるのはもちろん、なるべく水分を摂らないとか、気を使います。夏だと水分控えめは脱水するから危険ですが。
ローカル線トイレ情報って、何か雑誌とかで特集したりするんでしょうか。あるいは沿線ガイドとか。自分は遠出しないけど、ちょっと気になります。
こんにちは、舞さん!
トイレ事情は特に女性だと大変だと思うのですが、
旅行雑誌や鉄道雑誌でも載っていないのではないでしょうか。
JR西車は普通列車でも割とトイレがあるので、
JR四国車から西車に移るとほっとします(笑)。
四国はその代わり、幹線でも単線が多いので、
普通クラスは待ち合わせが多いため、
停車時間が長そうだとホームのトイレに駆け込みます。
時には停車3分でも走ります。結構仲間が多いですよ(笑)。