香港のトラム

鉄道旅行のサイトにしよう、と思って書き出したこのサイトも
気がついてみると、「旅行」的なものが
少ない状態になっている事に気がついてしまいました！
「ホテルの事とか書いた方がウケるんじゃあ？」
という入れ知恵もされたので、旅行面強化期間です（笑）。

さて、このブログではヨーロッパの旅の事ばかり書いていますが
ぽちぽちと上海や香港、ハワイ、バリ島なんかも
実は行ったりはしていますし、
米国西海岸には「世界で一番幸福な場所」と言われる
聖地的なテーマパークがあるので、定期的にお参りしています。

うーん、でも列車に乗っていないんですよね。あんまり。
ロスは死ぬ程時間のかかる地下鉄に乗ってますが、写真もないし…
あっ、香港があったぞ！
地下鉄・路面・バス・船・ケーブル乗りまくった香港が。

で、ヘタレたスキャンで申し訳ないのですが、
上の写真はむかーしのジョンストンロードあたりのトラムです。
バスとトラムが入り交じっているのですが、
道の中央あたりにいるのがトラムです。
確か二階建ての路面電車が走っているのは
世界でもここ香港だけでなかったかと思います。

この辺はいいんですよ。まだ。
適当に乗って北角（パッコッ、ノースポイント）
あたりに行くと道幅は狭いし、かなりスリリングです。
返還前なんて、線路上に人や店が沢山はみ出しているから
トラムが近付くと、わあっと逃げ出しす姿なんかもありました。

そもそも一時、香港へ行っていた目的は
買い物でも観光でもグルメでもなく、スポーツ観戦でした。
大会を見る為に行っていたので、用があるのはハッピーバレー、
なのでホテルは近場のコーズウェイベイ（銅鑼湾）、
夜にはモンコク（旺角）やヤウマテイ（油麻地）に行くものの
昼ご飯はスタジアムで…などという、
ある意味ストイックな旅でしたが、
そのうちちょこちょことホテル近辺をうろついてくようになり、
だんだんトラムやバスで香港島を、スターフェリーや地下鉄で
九龍まで１人で出歩くようになりました。

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しかし、視線が高いって楽しいですよね。
ロンドンの二階建てバスに比べると香港のは、
かなり急カーブやハイスピードで恐いです。

さらに写真が悪くてスミマセン。
でもこの写真ならトラムが良く分かるかと。
私の視線が高いのはバスの上からなんですね。
私のいる足元には軌道がありません。

こちらはかつての英国人向け高級住宅街ビクトリアピークから。
右の方には残念ながら軌道しか見えませんが、ピークトラムが。
トラムはトラムでも、こちらは路面電車ではなく
ビクトリアピークへ登る古いケーブルカーです。

なぜトラムと呼ぶのかは知りませんが、
もっと変なのが、ケーブルカーなのに普通の電車型をしています。
普通のケーブルカーは平行四辺形をしていて、
斜面を登っていても、乗客は地軸に向けて垂直な訳ですが、
ここは普通に四角いので、登っていると乗客はナナメってます。

これはラグビー観戦ではなく（あっ、言っちゃった）、
はじめて観光目的でふらりと行った時のもの。
たまたま別の写真を探していて香港の写真を見つけたので、
今回珍しくアジア旅行の思い出っぽいものを書いてみました。

でも考えてみれば放置したままの旅行ブログもあるんだっけ。