“かにはま”を待ち伏せ!
落ちこぼれつつ、日々怒られつつも
あいかわらず受けている仕事関係の研修。
いつもより幾分遅い列車で、
遅刻、という文字が頭に浮かぶその時、
車窓になにか古びた列車らしきものが見えました!
んん…? まてよ、この時間だと「かにはま」か!
「カニかま」じゃありません。
がんばれ、と自分の乗る列車に祈ってみても
相手は腐っても(…ゴメン、かにはま)特急、
結局追いつくことなく置き去りにされてしまいました。
そんな訳で、灘・東灘の小旅行レポも放置のままに、
翌日、遅刻の恐怖も顧みず、
途中駅にて特急「かにカニ はまかぜ」、
通称かにはま、を待ち伏せしてみることにしました!
ポイントは見通しのいい、ココーー!
もう向こうからやって来ましたよ!
あいにくの小雨模様の空が、冬の北近畿へ旅情をかき立てます。
やっぱりですね、冬は荒れる日本海!のイメージなんですよ。
一昨年行ったらお天気で、海も全く穏やかな感じで
「”弁当忘れても傘忘れるな”、じゃなかったのかかよー!」
などと意味不明な所で怒ってしまった事を思い出します。
そうそう、雲が重くたれ込める空に似合いそうな
なんとも物悲しい車体がいいですよねぇ〜
見ての通りの気動車です。はい。
でも四国系の気動車特急のような力強さはなく、
九州系の気動車特急のような斬新さ(突飛さ?)もなく
ただただ昭和の郷愁とカニへの憧れをまとって走ります。
.
おまけ。
発車して行くかにはまの後ろ姿。
ヘッドマークが「ふざけてんのか!?」感いっぱいです(笑)。
「かにカニエクスプレス」なのは、
この「かにカニはまかぜ」だけでなく福知山線を走る
「かにカニ北近畿」なんかもありますし、
香住やはしだて、なんてのもありました。
かにカニの日帰りプランや、ふぐを食べる下関行きの
新幹線での日帰りプランなどは冬のお馴染みの企画です。
…って、一度も参加した事がないんですよねぇ…
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お久方ぶりでございます。
「かにカニ」は時刻表を眺めていると、うーんどんな豪華列車なのかなぁと関東人(私だけ?)にとっては夢憧れだったのですが・・・実はちと草臥れた一気動車であった・・・なんて。
けんちゃん..さん、こんばんは!
冬季限定の臨時列車のかにカニ以外の
通常のはまかぜもこれと同じキハ181系なんですが、
カニという高級なイメージとはかけはなれた
ロートルの40年モノの国鉄車輌が正体です。
こう見えてかなりのパワーがあるらしく
存在感ある音をひびかせて停まっていたりします。
私が追いついて欲しいと祈りながら乗っていた
通勤列車も追いつけなかった事といい
(この区間は新快速が130km/k、その他も110km/h
くらいで走ってたりする高速区間なのですが)
うらびれたイメージと裏腹になかなかやるヤツかも。
しかしどうやらこの子はあと1年で見納めらしく、
来春には新型が投入となるそうです。
旧余部鉄橋とイメージが似合っていて
これはこれで風情があるので、ちょっと淋しいです。