バイエルン州のバス代行
あいかわらず、のんぴり更新が続いています。
皆様、お変わりありませんでしょうか?
さて、この時期、バイエルン州ではなんだかあちらこちらで一気に
工事&メンテナンスが行われていて、
どこへ行くにも時間がかかったり面倒だったりしています。
ドイツ全土ではどうなのか不明ですが、バイエルン州各地や
ミュンヘン市内・周辺では通常のルートがボコボコになっています。
先頃、話題に取り上げていたミュンヘン-ニュルンベルク・
エクスプレスですが、肝心の高速走行エリア、
インゴルシュタット近辺の工事が佳境で週末等は特に途中、
バス代行だったりして不便この上ありません。
で、上は路面電車18系統や19系統のルート変更告知。
その他、いつも通っていた筈の17系統が
電停の系統表示から既に消えていたり…
以前はここ、17系統止まってましたよね?
なかなか予定がたたない…
トラムのルート変更や運行中止ぐらいは影響が少ないので、
「諦めて下さい」で特に対策はとられないのですが、
地下鉄やドイツ鉄道路線ではそうもいかない為に、
代行バスが走ります。
地下鉄U6も現在、そんな代行バス運行路線の一つです。
地下鉄U6といえば、ミュンヘン大学や英国庭園に行くのに
便利な路線、といいますか、むしろサッカーW杯ドイツ大会の
開会でも有名なアリアンツアレーナへ行く為の手段、ですので
サッカーシーズンが終わった5月21日から工事が始まりました。
(25日のパブリックビューイングはさぞ大変だった事でしょう)
そのアレーナのあるフレットマニング駅に行こうとして
一部区間バス代行になっている事を駅のホームで知りました。
うおぅ…
ステュデンテンシュタット〜キーファーンガルテン間がアウト…
そして近くには臨時の時刻表が。
いらん知識を増やしましたが、この「SEV」というのが
代行バスの略号で、DBの時刻表にもこういう表記が見られます。
そして紫のマークが目印で。
どうもこの代行バス、通常のバス106系統と
工事&運行休止区間を越えてフレットマニングまで行く
急行バスX106系統もあるようです。需要の問題ですかね。
工事終了前に秋からのリーグが始まるので、
その対策に迫られて、かもしれません。
代行バスが運行している当該駅ではこのイエローと紫の表示が
いたる所にあって、乗り継ぎ間違いのないようにされています。
足元にもこんなシールが。
X106はこっちですね〜
.
外に出ると待機している代行バスの群れが。
中間部が連結された2連の市街地内の路線バス用の車両です。
X106のフレットマニング行き急行に乗り込みます。
満車になったら順次出発して行くようです。
うん、フツーの交通局のバスです。
車内には券売機もあれば、クロスシートも複数あるんですよ。
ところが…
…お?
おおお?
高架に突入。
おおお? これは…
お分かりの様にアウトバーンに突入。
シートベルト無し、後ろ向きシート、
日本風に言えば追い越し車線をぶっ飛ばします。
トレーラーとバスと工事車両の大型車並列で飛ばして行く様、
そして日本では有り得ない車間距離にビビリまくりです。
いくら無料で有名なアウトバーンとはいえ、
地下鉄代行の路線バスが…
.
結構、精神的に疲弊してフレットマニングに到着。
なにもかもがドイツ人サイズ、敷地もだだっ広いドイツの施設、
本来の駅改札エリアまでも結構歩かされますが、
この駅がこんなに大きかった事に気づかされます。
さすがW杯用に整備された駅です。
基地を兼ねた駅敷地をまたぐ跨線橋にも代行バスシールが。
逆行すれば改札も迷わない訳ですね。
しかし、来るのに普段の倍は時間がかかりました……
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