ペンドリーノ
前回、新幹線の話がまた出たついでに
今日も高速列車の話題を選んでみました。
以前、ちょこっと話題に出たベネチアの駅での写真です。
鼻の先っちょにトレニタリア(旧イタリア国鉄)の
マークをくっつけているのはETR500。
ピニンファリーナがデザインした
高速新線用列車の第二世代です。
かつてのイタリア国鉄の花形列車は
ETR450やETR460などのペンドリーノでした。
日本と同じく山がちな地形で、
国土のまん中を背骨のようにアペニン山脈が通っている
イタリアでは、高速で列車を運転するには
振り子列車(ペンドリーノ)が有効な手段のひとつです。
そしてこのETR500は新幹線のような、
高速新線が作られる事になった際に登場しました。
ユーロスター・イタリアとか呼ばれていた気がしますが、
やっぱりユーロスターを真似たみたいで恥ずかしかったのか
いつの間にか
「ES*(イーエス・スター)」と変わっていました。
車体側面にはデカデカと「ETR500」と書かれ、
ユーロスター云々と言う文字は小さく書れていました。
やっぱりETRという方が通りが良いんでしょうか。
これが1等車の中。
赤を基調とした内装はいかにもイタリアデザイン。
2+1シートで結構ゆったり目? …と思いきや、
対座シートのまん中にあるテーブルが曲者でした。
収納式テーブルなんですが、足が伸ばせません…!
きちんと座ってないと、足がテーブルにぶつかります。
他人に迷惑をかけないように…というなら、
シートピッチをもっと広く取って欲しいです〜
.
1等車だからか、ドリンクサービスが付いていました。
お金をまだ全然両替えしていなかった我々は、
車内販売らしきお姉さんが御用聞きに来た時、
「ノーノーノー」と追い返したくせに、
「いや、待てよ、これってサービスじゃない?」
と、気がついて慌てて呼び戻しに行きました。
恥ずかしいなぁ〜〜(笑)
それなのに、
イタリアだから「コーヒー」と言えばデミタスサイズなのを
すっかり忘れてコーヒーを注文してしまい、悲しかったです。
つい、ドイツ語圏のイメージで言ってしまいました。
ひとくちサイズでした……
まあ、本場の急行列車(エスプレッソ)で飲む
エスプレッソ・コーヒーも記念にはなりますが…。
.
こちらはジウジアーロデザインのETR450。
長らくペンドリーノといえばこれ!という感じでした。
デザインも、鉄道史における役割も
0系新幹線ととても似ていると思うのですが。
南チロルの乗換駅、ボルツァーノで。
こっちもボルツァーノかな?
停車中、突然見えたETR460をぱしゃり。
暗いわボケてるわ障害物だらけだわですみません。
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ペンドリーノと聞いて出て来ないわけないσ(^_^;)
しかし、パソコン故障で修理に出しているので、携帯からでは全部の画像が見られません(泣)直ったらたっぷり拝見します。早く直らないかな~
おおお、舞さん、こんにちは!
大丈夫ですかーー!?
大した画像ではなくて申し訳ないです〜
しかしペンドリーノETR450は憧れです。
かわいいですよねぇ〜〜〜
よく見かけるのに、全然乗る機会がないんですよ。