ローカル線に乗って

いつもは新幹線だとか
かっこいい系の（笑）列車が好きなのですが
夏ですからね。　夏休みは冒険旅行のシーズンですから、
ローカル線で旅してみませんか？

7月の20日から夏の18きっぷが使えるシーズンとなっています。
9月10日まで、時間はたっぷりあります。
行けるだけ遠く、うんと勇気の要る遠出もアリでしょうが
とりあえず、2時間程度、近所を走る電車の終点まで行ってみる、
という旅でも十分楽しい旅になるはずです。

鉄道の旅の初心者にとっては「ところでローカル線とは何？」
といった疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
ローカル線とは、いわゆる小規模な地域内輸送や、
地域間輸送の鉄道路線及び道路・航路のことを指します。

JRの場合、
時刻表の運賃表に載っている「地交線」というのが近いかも。
とりあえず、新幹線や特急等の走らない、
のどかな列車旅のできるところ、
といった感じで捕らえて頂ければ、このブログでは結構です。

そんなローカル線の中には
地域の足、輸送手段としての利用だけでなく、
観光のための鉄道として知られているものもあります。
その中にはSLなど、
存在そのものが貴重となっているものも数多くあります。
山あいの風光明媚な区間を走る山岳鉄道や、
旧式化となり、本線では既に使用されなくなった年代物の車両や、
蒸気機関車やトロッコ列車を走らせている地域もあります。

そこには普段利用している通勤電車や
急ぎ足のビジネストリップでは
決して味わうことのできない
風情と日本の自然に彩られた景色があります。

日本の至る所に古びた駅舎や、古き良き日本が残る沿線風景、
なぜか懐かしく感じる情景が数多く残されています…。
そんな郷愁誘う魅力がいっぱいのローカル線の旅は
ゆったりと地に足を付け、自分を見つめる機会となるかもしれません。