メルクとヴァッハウ渓谷

メルクの修道院

昨日はさらっと書いて終わらせるつもりが
長々と、しかも普段にも増してへたくそな文で
書き連ねてしまい、申し訳ありませんでした〜

しかも文字ばっかりで読む気も起きなかったかと。
もうすこしわかりやすく、と補足もかねて
今日は写真を何枚か追加させて頂きます。

そんなわけで、まずは何よりメルクの修道院です。
ドイツ方面からザルツブルクを経て、ウィーンに至る
国際特急やICEもバンバン通る幹線から見えるんです。

よもやこれが修道院とは思いませんでした。
本当にでっかいです。
「手前の」建物群と比べていただければお判り頂けるかと。
修道院というものの私が持っていたイメージと全然違ってます。


外見に劣らず、中もすごいんです。

メルクの修道院・礼拝堂
こんな礼拝堂では落ち着けません。

メルクの修道院・図書室
ウィーンの国立図書館の旧館と並んで、
この修道院の図書室も大変、有名です。
ここの天井画も立派です。

メルクの船着き場
修道院の丘を下ったところ、川が中州で区切られて
狭くなった所にドナウ下りの観光船の船着き場があります。

これは昨日書いた、秋のものではなく、
後年春先に行った時のものです。
雨がちだったので、ぬかるんでいます。
と、いいますか、鋪装されてないんですね!
さすが湿地が沢山残る保護地域です。

バッハウ渓谷
船からの眺めです。
お天気が良ければ素晴らしかったでしょうが、残念。
山肌にところどころ白っぽいピンクの塊がありますが、
これはアンズの花です。

このあたりはワインだけでなく、
アプリコットブランデーでも有名なのです。
(もちろんジャムも。ザッハトルテにも入っていますね)

途中には、世界史の教科書でお馴染みの
ヴィレンドルフのヴィーナスが出土した村、
ヴィレンドルフもあります。
ビーナス?

ちなみに、このDDSGのメルク〜クレムス間、
デュルンシユタイン〜ウィーン間のクルーズは
ユーレイルパス(ユーロパス等含む)の所持者は
パスホルダー特典として、20%引きで乗船できます。

ライン下りのように無料ではないのでご注意を。

デュルンシュタイン
で、デュルンシュタインです。
ここが町の入り口の一つ。
ブドウ畑が斜面に広がっています。

遠くにこの町のシンボル、水色と白の
聖堂参事会員修道院が見えます。
どうもデュルンシュタインの駅は町の外のようです。
ここからまだちょっと歩きます。

デュルンシュタイン2
なだらかな斜面がドナウに向かって広がる
南向きのブドウ畑。絶好のクリマ。

.
ウィーンから日帰り観光できる距離ですので、
鉄道、船、バスを組み合わせて、
いろいろに楽しむ事ができます。

そうそう、
秋には新酒をホイリゲで楽しむ事もできますよ!

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カテゴリー: 旅の話 — 詠 9:42 PM  
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2 件のコメント »
  1. おおっ!素晴らしい修道院でございますね。
    これはバロック様式で建設されておりますな。
    お嬢様の宮殿のようでございますね。

    ググってみたところ、10世紀に建設され、18世紀にバロックに改築されたとのこと。
    誰がこんな改築したのでございましょうか。。。
    ハプスブルク家でございましょうか。。。
    マリア・テレジアの時代には、お嬢様の御朋友でおられたマリー・アントワネット姫も御宿泊されたとか・・・。
    でもまあ、お嬢様の宮殿にくらべたらたいしたことない建物でございましょう。
    0系、E3系、500系をセットで置ける、お嬢様の宮殿に比べれば。

    ※イラスト、衝撃をうけました。。。連載希望でございます。

    コメント by ポン・ション — 2009 年 4 月 11 日 11:18 PM
  2. ポン・ションさん、こんばんは〜
    …って、なんだかすごーく
    エスカレートしていませんか〜?(おろおろ)
    昔はハプスブルク以前にこの地を治めていた
    バーベンベルク家の居城だった所で、
    そこにいろいろと手を加えていたら
    こんなになっちゃった! という感じなのでしょうね。

    ヴィレンドルフのヴィーナス、目はありませんでした。
    どうも遮光器土偶と混ざっちゃったようです。
    でも結構いい線行ってて(笑)安心しました。

    コメント by 詠 — 2009 年 4 月 12 日 10:48 PM
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