思い出の?ムーンライト九州

ムーンライト EF65
いまや稼ぎ頭の「ムーンライトながら」ですら臨時扱いとなり、
ブルトレ同様、すっかり脇へと追いやられてしまいつつある
夜行快速「ムーンライト」ですが、
長距離を18きっぷで旅をするようになって、
ありがたみを理解出来るようになりました。

最初は日中便で8時間、9時間超の旅をしていたのですが、
そんな時、思いきってムーンライトを使って愕然!
ああ、観光する時間がたっぷりある!!


0泊3日の旅とかだと、宿代も浮くし、いい事尽くめでした。

けれども「鉄子」にとっては、
快速ムーンライトは敷居が高いのも事実です。
家族旅行だとか、ムーンライトえちごのレディースシート、
もしくはムーンライト高知のグリーン車の女性専用エリアなら
まだ、大丈夫かもしれません。
(なぜか全然割り当ててもらえないので乗った事は無いのですが、
サンライズのノビノビにも女性エリアがありますよね。
…って寝台特急だし。)
しかし、やはり一人旅となると不安は常に付きまといます。

車内での事件も多い昨今、夜行列車は特に
防犯面でJRも頭を悩ませているのでは無いでしょうか。

もともとこういった鉄道旅は
男性の専売特許のように思われていて、肩身が狭いんですよね。
大都市圏の女性専用車についても
「かえって男女差別だ」と、あえて無視する男性も多いので、
レディースシートだからといって安心できないのも確かです。

.
それでも、恐る恐る使ってみると便利なんですよね。
上の写真はムーンライト九州のEF65。

ムーンライト14系客車
このムーンライト九州はだんだん運行日数が減って、
もう復活は見込めない状態のようですが、
ムーンライト入門にはうってつけですよね。

ムーンライト中での最長距離を走るせいなのか、
シュプール号用の14系客車はかなーーり快適です。
フリーストップのリクライニングシートは
リクライニング角度も深めでふかふかでした。
ムーンライト高知・松山のバッタンコシートと天と地の差です。

上の写真、すごくないですか!?
網棚の荷物でもお判りのように、空きシートが多い!
おかげさまでこの時はお隣に誰も来なくて、
すっぽり毛布かけて(自前)、横になって熟睡できました〜

行きは岡山を出る迄起きていて、
岡山出発後、減光してすぐに寝入ってしまったようです。
起きたのは車掌さんの朝の放送でした。
「次は厚狭、厚狭です」 
…4時間半熟睡です。

帰りは小倉から乗って、お弁当食べ終わったのが下関。
気がついたら「次は姫路、姫路」。
うおおおお、6時間睡眠!!
その足で大垣迄行ってもまだまだ元気でした(笑)。

.
男性の皆さん、夜行列車に鉄子達が乗っていても
どうか大目に見てやって下さいね。

14系外観
朝だーーー まだうす暗い?

ムーンライト九州
停車時間はたっぷり。
腕とカメラの性能で、夜中は撮影困難なので
今のうちに撮るんだ! パシャ!

下関
ムーンライト九州は下関で機関車を交換します。
そんなわけで、ホーム上の水道で歯磨き・洗顔する人、
(あきらかに夜行列車の為の水道ですよね)
朝食を買い込む人など、一気ににぎやかに。
(5時40分に開いてるなんて、あきらかに…以下略)

「朝」の駅、下関ですね。
下関のホームで買った、暖かいココア、今も覚えています。
写真は夏ですけれど。

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