清流しまんと号

清流しまんと
また、窪川?とお思いの方も多いかもしれません。
しかし、今日はくろしお鉄道とはちょっと違った列車です。
いえ、ヘッドマークがおむすびまんという意味ではなく。

何度もJR土讃線〜予土線まわりの事を書いているのに
この列車に触れない訳にもいきません。

と、いう訳で、今日は行楽シーズンにぴったりの
元祖トロッコ列車、清流しまんと号の写真です。

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例によってJR土讃線の窪川から出発します。
ここから宇和島までの77.8キロ、約2時間50分の旅です。
トロッコ指定区間は土佐大正から江川崎まで、
大人310円・子ども150円の指定券は、
空席があれば車内でも買う事ができます。
もちろん普通列車ですので18きっぷでも乗る事ができます。
私が乗ったのも18きっぷででした。

また、次の駅の若井からはJR予土線が始まりますが、
この窪川から若井までの1駅間は土佐くろしお鉄道線なので
18きっぷで乗車する際は、必ずこの区間の乗車券を
別途買う必要があります(車内で清算できます)。

とりあえず、寒いのと、トイレはアリマセンので
窪川でちゃんと行っておきましょう。


清流しまんと・トロッコ
後ろに移動してみると、トロッコが。
いや、思いっきり本物のトロッコなんですけど!
同じ四国内を走っている大歩危トロッコや、
その他全国各地を走るトロッコ列車の元祖ですから
観光トロッコ列車として新造されたものと違い、
オモチャか遊園地の列車のようです。

トロッコ列車
本気のトロッコ具合(笑)。

トロッコ列車2
手作り感いっぱいです。
トロッコに支柱付けて、ビニールで幌付けました。
…という感じですね。

ヘッドマーク
四万十川と沈下橋がデザインされています。

トロッコ内部
車内も手作り感に溢れています。
木のベンチとテーブルがビス止めされています。
ベンチ(シート)は背もたれがないので、ご注意。
固くて冷たいので、100均でレジャー用の
ウレタンクッションを買って持って行きました(笑)。

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四万十川
予土線は蛇行する、日本の”最後の清流”四万十川を
串刺しにするように走っています。
そのため、予土線は「しまんとグリーンライン」という
愛称でも呼ばれています。
そのハイライトの区間までは普通車両に乗り、
上記の区間になると、トロッコ車両に移動します。

トロッコ内部2
もちろんトンネルもあります。
一応車掌室もあるんですね。

四万十川
さすがに水量も多く、きれいな川です。
3月末の風は、まだちょっと寒いです。

沈下橋
途中、いくつもの沈下橋を見る事ができます。
この沈下橋は四万十川のシンボルでもあり、
増水時に橋が流される事を防ぐ為、水面下に沈むように
余計なものは全て廃したデザインがされています。

最初に来た時には、これを近くで見ようとして
淋しい若井駅で凍えながら待つハメになりました。

江川崎
ここでまた普通の車両内に戻ります。

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宇和海
今回は北宇和島から松山方面に乗り換えず、
宇和島で一泊する事に。
おおお、特急 宇和海!! 
前の仕事先で、
新人さんが必ず一度は泣かされた宇和海!
でも、気動車特急はかっこいいなぁ。

.
鯛めし
憧れ?の鯛めしを晩ご飯に頂きました。
もちろん、じゃこ天は言うまでもなく(笑)。
前菜にかまぼこと冷酒で、旅情しみじみ。
……でも淡麗で辛口のキクマサが欲しかったです。

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地図
 ※今日の話題はこのあたり。

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5 件のコメント »
  1. お嬢様・・・。やっぱりお嬢様はお嬢様でございますっ。
    トロッコなんかに乗られて・・・。お体が心配でございます。

    このトロッコ(寅さん)かなり本気でございますね。
    私、貨車マニアでないので木で出来てると思いませんでした。
    気動車に牽引された寅さん。帰りはどうするのでしょう。
    寅さん先頭に走るのでしょうか。運転手が寒そうでございます。
    (↑いや後ろにつけかえるんでましょう。)

    コメント by ポン・ション — 2009 年 4 月 5 日 11:33 PM
  2. ポン・ションさん、こんばんは〜
    お嬢様キャラになってしまいました(笑)。

    トロッコはGWぐらいがきっと一番いいでしょうね〜
    私も良くは知らないのですが、貨車って、
    ここまでトロッコなものなんですか?(笑)
    いろいろなクルージングトレインの中でも
    一番素朴な車両はきっとこれだと思います。

    ワンマン1両とトロッコだけなので、
    付け替えも簡単そうです。短いので、
    このまま転車台に…無理ですか?

    コメント by 詠 — 2009 年 4 月 6 日 10:47 PM
  3. ↑いや、お嬢様、転車台がもう無いので、付け替えだと思うのでございます。
    寅さん(トラ)は無蓋車の貨車でございます。
    コンテナ全盛期となった今では懐かしい車両に、思わず目頭を熱く、、、涙は禁物でございました・・・。

    調べて見るとトラのトはトラックのト、ラは重量を表す表記のようでございます。
    17t~19tのものがラ。
    25t以上のものがキ。
    しかしトキ15000系はボギー車なのでなにか別の車両を改造したものと思われます。
    横が木というのは相当古い貨車ですございますね。
    しかし、お嬢様からしたら、貨車ならトロッコでございましょう。
    おっと、長文失礼致しました。
    今日の日記楽しく読ませていただきました。
    お嬢様の邸宅どこでしょう。さすがはお嬢様、わからないです。

    コメント by ポン・ション — 2009 年 4 月 7 日 12:00 AM
  4. トラさんは頭に小さくコを付けるそうで、
    コトラとなっているのが仔トラっぽくて余計にかわいいです。
    ググって見たら、このトラ45000形は一番若くても
    1963年造ということですので、軽く45歳なんですね〜
    全国で30両あまりしかない貴重な車両だったとは…
    このドアは廃車になった気動車のものをくっつけたそうです。
    よくこれで客車として認可が下りたと思いますが、
    トロトロとしか走れない吉野生あたりから北宇和島までの
    区間あってこそのトロッコOKだったと思いますが。

    もちろん、コンテナ車はよく見ますが、さすがにこれは
    プラレールでしか見た事がない気がします。
    …あ、ドイツではかなりよく見ますが。
    トロッコ列車と呼ぶにふさわしいトロッコっぷりですね!

    コメント by 詠 — 2009 年 4 月 7 日 9:19 AM
  5. トロッコ列車衣替え 予土線・宇和島―窪川で運行…

    JR四国は24日、予土線の愛媛県の宇和島―高知県窪川で期間限定運行している国内初のトロッコ列車「清流しまんと号」(定員40人)のデザインを一新すると発表した。現在の外観での運行…

    トラックバック by ローカルニュースの旅 — 2013 年 6 月 26 日 7:18 PM
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