はじめての旅のチケット

旧ドイツ国鉄の切符
ありがちなパターンで研修旅行に始まって、
最後にはフリーで海外に出かけるようになりましたが、
上の切符は初めて自分で飛行機やホテルを手配して、
学友とヨーロッパに出かけた時の切符です。

マニアさんならロゴを見れば一発で分かる通り、
ドイツ国鉄の切符です。
ドイッチェ・ブンデスバーンと書かれていますね。
このすぐあと、ドイツ国鉄は民営化され、
現在の白地に赤字でDBのロゴのドイッチェ・バーンになっています。
(国営じゃ無くなったので「ブンデス」が無くなったんですね)


そしてこの切符はドイツと言えばお約束、
ロマンティック街道のハイライト、ローテンブルクから、
シュタイナハを経由してアンスバッハ迄の切符です。
夏なら、ヨーロッパバスのような特急バスも街道を走っていますが
この時は冬、ローカル線を乗り継いで行かねばなりませんでした。

私はローテンブルクにはもう興味はなかったのですが、
近くの中世都市ディンケルスビュールに泊まりたかったので
ローテンブルクにも立ち寄ったのでした。

現在、シュタイナハ(・バイ・ローテンブルク)から
ローテンブルク・オプ・デア・タウバー(これが正式名称です)は
ローカルトレインが走っていますが、
当時、国鉄の頃でしたので本数が極めて少なく、
時間帯によってはバスで運行されたりもしていました。

この後、アンスバッハからディンケルスビュール迄は
立派な路線バスに乗り継いで行きました。
このあたりのローカルバスのダイヤは
トーマスクックの時刻表にも載っておらず、
ドイツ観光局で、何分冊かに分けられた分厚い
現地の時刻表をコピーさせてもらって調べました。

「2等 片道 43キロ 10,80マルク」

初めて窓口で、つたないドイツ語で買った切符です。

アンスバッハからのローカル路線バスは、
なんとベンツ製の2階建て!
ほとんど貸切状態で2階を独占してくつろいでいたら
運転手さんに呼びに来られてしまいました。

あんた、観光客ならもしかしてここで降りるんじゃないの?
気づかず乗り過ごす所でした(笑)。

.

ちなみにディンケルスビュールで泊まろうと思っていた
ホテルに送ったFAXの返事が全然来ないので、
心配しながら行ってみると、クリスマス休暇の貼紙が。
おいーーっ!
仕方がないので近くのホテルに行って
「あの〜」と聞いてみたら空いてました!
なにやら1400年代の建物らしく(ドイチェス・ハウスより古い!)
階段も床も長い間の摩擦でピカピカ! そしてすり減ってる!

部屋は南ドイツのとんがり屋根の部分なので、
天井が斜めってます! 圧迫感が…!(笑)
こんな形状の建物なので、部屋ごとの差別が著しいそうです。

でも冬の夕方はもう暗く、初めての土地で
美しい灯りを提供してくれたホテルはとても暖かでした。

ホテルの一角
どうみても歴史的建造物です。
同じホテルに泊まられた方が結構いらっしゃいますね〜
一人旅の写真集 さん
http://blogs.yahoo.co.jp/ydtmr472/16821174.html

気ままなカプリス さん
http://blogs.yahoo.co.jp/chibi_marco/41085258.html

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カテゴリー: ドイツ・オーストリア, 海外の鉄道 — 詠 10:18 PM  
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