春は山口〜レディ・フェニックス 山口線
本当にスミマセン。
なんでこんなに長くなってしまったのか…
新幹線ネタでもないと言うのに。
やり出すと止まらないんですよね(笑)。
そんなこんなでSLやまぐち号編、やっと完結です。
18きっぷで出かけた山口、いつも見ていたやまぐち号、
18きっぷで乗れるということと、ピンズがもらえるという事で
(モノにつられ易いです 笑)乗ってしまった訳ですが、
結構、本気で楽しませて頂きました。
それにしてもSLがあんなに煙いとは…
あんなに煤で苦労させられるとは…
昔の方々、大変だったんですね〜〜
どの車両になるか、運を天に任せてみる方が面白いな、と
あえて希望車両を指定しないで座席指定したら
まだまだ空席がたっぷりあるというのに新人駅員くん、
よりによりって進行方向に背を向けた通路側の席をよこしました。
私、嫌われてる!? と思ったのですが
やっぱり後から別の駅で乗車変更してもらいました(笑)。
結果、私に割り振られたのは後ろから2両目、
ゴージャス、欧風車両でした。
進行方向向きの窓側席ゲットです!
隣とその向かい側の席には団体で乗って来られたうちの
お友達同士らしい女性客2人。
向いの席にはビジネスマンさん。
どうせ山口線に乗るならSLで、と思ったのか、
快速だからか、車両の中でスーツ姿が浮いています。
そしてレディは精一杯勾配を登り、長いトンネルを抜け、
お天気も良いし、満員の観光客はテンション高く、
なんだか車内はヒートアップしていました。
登りのトンネルのおかげで車内は思いっきり曇っていますし
焦げ臭いし、熱いし…というところで車内放送が。
「煙が車内にこもっている場合は窓をお開け下さい。」
汗だくのスーツ姿があまりにも辛そうだったので、
相席一同、どうぞどうぞ、窓開けて下さい。
ところがこれが重くて窓が開かないようでしたので
同じく窓側の私も手を貸したところ、窓枠が煤だらけ!
ああっ、手が真っ黒!
と、思っただけなら良かったのですが、
窓から外の風に乗って、客車外壁に付着していた煤が
一気に進行方向に向いて座っている私の方へ……
しかも欧風車両のシートは背もたれが高いので、
風はここでせき止められて後ろへ流れません。
…なんていいますか、生成のバッグは黒いラインが何本も。
唐戸市場で買ったてっさのビニール袋には
コロコロした煤の粒が一面に……
やまぐち号にお乗りの際は、
薄い色のお召し物は止めておかれた方が良いですよ〜ははは。
山口線最大の難所の上り勾配を終えた後、
篠目でしばしの休憩。
レディもパワー充填です。
我々乗客も下車してうろうろ。
こんなにハードに働いてもピカピカ。
蒸気より煙ばっかり。
煙が薄くなったところで、正面を再び。
おおお、ホントに燃えてる!(当たり前なんですけどね)
津和野はこの前も行ってますし、
それよりは戻って山口観光でもしようかな〜と思い、
地福駅で下車。
ここで降りたのは私の他にテレビカメラを持った人だけ。
やまぐち号の撮影に来たようです。
と、いうか、本当にかわいい駅ですよね!ポストと言い。
で、折り返しの列車が来るまで、と
そこから外に出てみた時に、後ろから汽笛がなったので
振り返ってみるとトップの写真の景色が!
(多分以前にも載せましたね、この写真)
沿道には撮り鉄の方々がうじゃうじゃ。
なる程、ここはメジャーな撮影ポイントだったのか。
それにしても、撮り鉄さん達も乗れば良いのに。
撮り鉄さんたちが鉄の中でもちょっと別の派閥というのが
なんとなく分かったような気がします。
乗って来たって撮れるのに。
なーんにもない駅です。ホームすらこんな感じで。
向こうから列車がやって来ました。
お馴染みの黄色いツートンの車両が。
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お嬢様、ドレスが煙にやられてしまったのでございますね・・。
「やまぐち号」は爆煙で有名なそうでございます。
さぞご苦労が多かったと・・・。バッグも。てっさも・・・。
欧風車両をゲット出来るあたり、さすがお嬢様でございます。
やっぱりお嬢様オーラが出ていて、自然と欧風車両の窓側になるのでございましょう。(最初の新人駅員くんはダメでございますね~)
私は蒸気機関車のボイラーの横に行くのが好きでございます。
特にテンダー型だとタンクがないので快感でございます。
ボイラー横に行くと遠赤外線というかなんと言うかわかりませぬが機関車の「体温」を感じることが出来るのでございます。
山口シリーズとってもおもしろかったです。
(またいつか連載していただきたく思います。)
海外の蒸気機関車や登山鉄道なども興味があります。
いつか書いていただける日を心待ちにしております。
明日は待望の蒸気機関車運転体験日。三笠までいってきます。
それではお嬢様ご機嫌麗しくお過ごしくださいませ。
ポン・ションさん、こんばんは〜
>「やまぐち号」は爆煙で有名なそうでございます。
知りませんでした…
知っていたら、絶対に窓は開けさせなかったものを!(笑)
走っていても、沿線で皆さんが手を振って下さるのですが、
小学生がむせていたり、
週末・祝日は沿線では洗濯もの干せないなー
とか要らぬ心配したりしていました。
本当に時々、煙まみれになっていました。
…貴婦人…
なんか、喋らせたらやたら声がでっかい貴婦人、とか
実は大いびきの貴婦人…とか、
そんなイメージになってしまいました…(笑)