クック時刻表を買わずに旅する法・2
先日はまたも無駄話が過ぎてしまい、
肝心な本題に入る事ができませんでした。
しかも更新するのに間が開いてしまいました…
さてさて、先日の都市別時刻表の冊子、
あれが私のもっとも頼りにしている相棒ではないのです。
むしろ、一番使い勝手が良い時刻ガイドは上の写真の
ペラモノの時刻表なのです。
日本でも普通、駅ごとにミニサイズの時刻表がありますよね。
ドイツ語圏でも、あんな感じで駅ごとの時刻シートがあるのです。
ただ、日本のものと違うのは、よーく見て頂くとお判りのように
これもまた目的地別の時刻表となっているのです。
前回の冊子のものが、都市別だったのに対し、
こちらのシートは駅別になっています。
文庫本程度のサイズの再製紙に黒一色、とシンプルで
ローカル線の小さな駅のものだってあります。
写真のものはプフォルツハイムから
チュービンゲン、ニュルンベルク、ミュンヘン、
そしてハイルブロン(黒い森の中の小さな町)のまであります。
ローカル線ではペラ1枚ですが、駅の規模や幹線等の場合
列車本数が多いので、2つ折だったり、3つ折だったりします。
リバーシブルで、反対面は帰り便が載っています。
乗換駅と、発着時刻も載っている便利ものです。
比較的小さな駅でも、近辺のターミナル駅までのものが
何種類かは置いてありますし、
大きな駅ですとアルファベット順にずらーーーっと
スタンドに(タイムシートみたいに 笑)並んでいたりします。
連泊等で、時刻に余裕がある時は、現地に到着した時に
これをもらって時刻を調べたりしますし、
次回の旅で行きそうな都市のものをいくつか貰っておくと、
余程時間がタイトな旅でなければ、大体の目安になります。
大体、夏期と冬期で(観光路線等は特に)ダイヤが変わりますが、
毎年そんなに大きくダイヤは変わりませんから、
本数が一日1、2本…とかでなければ結構これでOKだったりします。
ついでにこちらの写真もどうぞ。
バーデンバーデンからケルン、マインツのものは
何の違和感もないかと思いますが、
ミュンヘンのものはちょっと「んん?」と思う方もおいでかも。
ミュンヘン中央駅のような大きな駅では
国際便のものも置いてあります。
左上はオーストリアのインスブルック、
その隣は同じくオーストリアはザルツブルク近くの
スキーリゾート、ツェル・アム・ゼー、
そして左下はクロアチアのザグレブが目的地のものです。
この当時ミュンヘンからザグレブへの直行便は昼行便が1列車、
夜行便が1列車、そして乗り換えが必要な夜行が2列車
あったんですね〜
こんなわけで、この数年、
トーマスクックの時刻表を買っていなかったのです。
ホント、便利ですよ〜
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