カニさん、お元気ですか?

特急ヘッドマークストラップ
寝台&夜行特急に初めて乗ったのは海外、
というのは珍しいパターンかとは思いますが、
日本では初めて乗った寝台特急がサンライズという
超初心者です。
昔は棚になった寝台が怖くて、サンライズを選んでました。

こんな私が上の写真の特急ヘッドマークストラップで
狙いを定めていたのはサンライズ瀬戸の前身、
瀬戸ではなく「日本海」と「あかつき」でした。
なんとなく、馴染みと思い入れがあったもので…

初めて乗ったブルートレインはこの日本海でした。


なにしろ某ピンクの新幹線が大好きなもので、
東北あたりはよくウロウロしているんですが
そういえばブルトレは乗った事がないなぁ…と気がついて
ドキドキしながら計画を立てたのはもう6年も前の事。

カニ24
鉄の道に足を踏み入れる前から、電車の腹に
「モハ」とか「クモハ」
とかいう文字がくっ付いていたのは知っていましたが
初めて出会った「カニ」にはびっくりしました(笑)。
えーと、「日本海だからか!? 」なんて思ってませんよ〜

乗務員室
さすがにA寝台にくっ付いていると
乗務員室もゆったりしてます。

当時の方向幕はレトロでした。

2003年当時はまだ函館行きもあったのに、
時間の関係で青森行きに乗車しました…残念。

連結
当時の日本海3号は敦賀駅で
牽引のEF81を付け替えていたんですね。
連結
後にこんなサイトをやるつもりなんかなかったので、
昔は旅行に行っても
真剣に列車の写真は撮ったりしなかったのですが
なぜかこの時は連結の予感がして車外に撮影に出たんですね。
最近、この写真を見つけて自分で驚きました。いや、GJ。

夜が開けて、酒田あたりででしたか、
ホームにお弁当を売りに来ました。
朝
豪華に食堂車の付いた寝台列車より
駅売りのお弁当の方が、なんだか嬉しい気がします。

ムーンライト九州での下関の早朝のお弁当屋さんといい、
こういう夜行列車に合わせてくれるのって
しみじみとしていて旅情がますます募りますよね。
どんどんそういう風景が失われて行くのが淋しいです。

秋田駅
列車はまだまだ185キロの鉄路を旅し続けます。
私もこの後、乗り換えて東能代へ行くのですから
もうちょっと乗っていても良かったのですが、
ここで下車。
面白かった、また乗ろう。無くなってしまわないうちに。

絶滅危惧列車、日本海。
古き良き時代、花形列車だったブルートレインが
日本中を走り回っていた頃のなごりが、まだここにあります。

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カテゴリー: 寝台・夜行列車, 日本の鉄道, 鉄道旅行 — 詠 9:17 PM  
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5 件のコメント »
  1. 諸般の事情(笑)でご無沙汰でした。

    (自分の記憶にある限り)初めて乗った寝台車が日本ではない私です(笑)。
    日本で初めて乗ったブルトレは日本海でございます。終点の青森まで乗りまして、青函連絡船(!)に乗って函館へ行ったのでした。
    #翌日未明の連絡線&白鳥でとんぼ返り(大爆笑)。

    どこだったかは覚えていませんが、昼行特急(加越だった様な気が)に追いつかれたりしたのを覚えてたりします。

    このカニ24ってのは電源車ではありますが、どういう理由でそうなってるのかは存じませんが、扱い上は荷物車でカニを名乗ってるのですね。一時期の瀬戸・あさかぜに連結されていた電源付ロビーカーは扱い上は普通車でスハ(でしたっけ)だったり、形式だけ見ても電源が搭載されているのがわからないスハネフ14とか、電源に対する扱いがなにか不遇なものを感じたりします。

    コメント by Katsura Syojaku — 2009 年 7 月 12 日 9:46 PM
  2. Katsura Syojakuさん、こんばんは。
    海外寝台組ですか!? わぁ、お仲間ですね〜
    初ブルトレ日本海も同じで、なんだか嬉しいです。

    青函連絡船!さすがに乗っていません〜
    北海道は空路でしか渡った事がないのです。
    鉄好きのくせに… 

    この区間は妙な乗り方をしている事が多くて
    アレですが、2000年5月に直江津から柏崎の間を
    特急白鳥という、すっごくフカフカの赤いシートの
    特急に乗った事があります。

    カニは荷物車というのを見たときは
    「荷物??? 荷物室じゃないのに?」
    と思いましたが、名乗っているだけなのですね。
    なるほどです。
    電源車なのはあの鎧戸のような放熱?の
    スリットで分かりましたが、荷物は「?」でした。
    瀬戸についていたというのも見た覚えがあります。
    電源車、なんだか可哀想になって来ました…

    コメント by 詠 — 2009 年 7 月 12 日 10:46 PM
  3. いやいや、一応荷物室ってのが存在するわけで、荷物車を名乗ってるのでありまして、荷物室がないマヤ24だったと思いますが、そういうのもあったりします(扱い上は事業用車)。
    #20系寝台車では急行銀河に転用されたとき、システムの都合上、そのままでは牽引機に制約を受けるので、電源車カニ21の荷物室に機器を搭載して(荷物室廃止)カヤ21に改造改形式された例もあります。

    その荷物室は、確か新聞の輸送に使ってたと思いますが、電源付のロビーカーを連結した瀬戸・あさかぜ編成には、そのために、わざわざオハネフ25を改造して荷物室を付けた(でも形式はオハネフ25のまま)のを連結していました。
    また、その荷物室に余裕があるので、増収目的でブルトレ便ってのをやってたこともあります、どの程度利用されてたかは存じませんが。

    コメント by Katsura Syojaku — 2009 年 7 月 13 日 2:10 PM
  4. あっ、荷物も本当に載せるんですか。
    失礼致しました。

    そういえば日本海とか、新幹線とかで
    小さな荷物を運ぶのありましたね。
    東京や大阪とかで受付していた記憶があります。
    チッキとはまた全然違うものなのでしょうが。

    コメント by 詠 — 2009 年 7 月 13 日 11:24 PM
  5. 鉄coさん、初めまして。
    国内だけでなく海外でも沢山の鉄道に乗られて、本当に素敵ですね!
    初めて乗った寝台列車が「日本海」との記事を見て、思わずコメントをいれさせていただきました。
    私たちは、廃車になる予定だった日本海号3両を岩手県の岩泉町に送り届けるプロジェクトをしております。
    よろしければ ぜひ、私たちのHPも覗いていただけたら嬉しいです。
    これからも素敵な旅行記とお写真、楽しみにしております。

    コメント by ブルートレイン — 2013 年 12 月 8 日 8:52 AM
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