呉線、再び〜やっぱり夏は海!
またしても呉線、乗って来ました!(笑)
いや、またしても全線乗る事になるとは、当初
思ってもみませんでした。
こんな事なら先月、書かなきゃ良かったかな、
という気もしますが、いやいやせっかく夏なんですから
再びがっつりと呉線の旅、お送り致します。
そんなわけでまずは広島駅からスタート。
上の写真、快速「安芸路ライナー」で呉駅に向かいました。
いきなり小さな小屋が。海の家?雑貨屋さん?
いえいえ、これが「音戸の瀬戸」の渡船乗り場です。
はしっこにミラーが写っている通り、
今回はタクシーに乗って回っているので渡船はなし。
前々回は乗ったからいっか。
このまん中辺をすいすい浮かんでいるのが渡船。
本っ当に昔ながらの瀬戸内の原風景ともいえる光景です。
のんきに浮かんでいるように見えて、
平清盛が作ったと言われるこの音戸の瀬戸、
実はこれも早瀬で名高い所、
渡船も結構流されて、斜めに向いて走ります。
音戸大橋から見下ろした音戸の瀬戸。
所々、渦潮が発生していたりでなかなかすごいです。
急な斜面を海に向かって黒っぽい家々が密集して建っている
その眺めが瀬戸内っぽくて写真を撮っていたら
タクシーの運転手さんが気を使っていろいろと
観光ポイントで車を止めてくれるのですが、うーん、
ただの民家や島の小学校とかの雰囲気が懐かしくて…
…とは言えませんでした(笑)。
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せっかくおじさんが止めてくれたので
「アレイからすこじま」の写真等を。
こちらは海底探査の艦船のようです。
好きな方は思いっきり正して下さるかと思うのですが
ホント、この分野、興味がなくてスミマセン。
これがいわゆる鉄のくじらです。
結構沢山居ました。
お仲間は今、
ソマリア近辺に海賊退治に出かけているそうです。
この「アレイからすこじま」は
海上自衛隊第一潜水隊群指令部を間近に見る事のできる
公園で、呉駅からバスで約10分です。
先程は海上自衛隊でしたが、向こう側はアメリカ軍。
いろいろと国際間係も見えるんですね。
でもむしろこういう建物の方が面白かったりして。
戦前からあったのかもしれません。
…あ、でも戦争ではこのあたり全部壊されたんでしたか。
さすがにこの辺りはこっそり1枚撮らせて頂きました。
このドック、昔むかーしは見る事ができなかったそうで、
路線バスもここを通る時は窓に幕を下ろされていたとか。
歩く時はそっちを見ないようにカニ歩きをしていた…と
年寄り達が一斉に思い出話をしはじめて、ちょっとびっくり。
みんな「あそこにあるものは見てはいけない」と
何が作られているか(知っていても)知らないフリでいたとか。
このドックでとても大きな大きな戦艦を作っていたそうです。
超ドレッドノート級と言われたあの戦艦をここで。
呉駅に戻って来ました。
呉線の各駅は、みすゞ潮彩の走る山陰本線等の区間同様
ゆかりのイラスト付き駅名表示も立てられています。
呉駅のホームに立つ駅名にはその巨大戦艦が描かれています。
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さて、これから三原に向けてまた列車に乗ります。
14時16分、呉駅始発。
指定席をとった列車が入って来ました。
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…ってまたかよ!!!!
なーんて言いっこ無しで。
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選管大和のドックをご覧になった様で
潜水艦や音戸の大橋も見てみたくなりました。
色々お宝グッズが示唆されている様で
とっても興味を惹かれます、参考になりました!
くまきち さん、こんばんは!
レスが遅れまして申し訳ありません〜
かつて軍都、のちのんびりとした田舎、
そして今、観光都市と移り変わっている呉は
結構面白い所です。
ただ、軍港と自衛隊を観光の売り物にするのは
正直、どうかと思うのですが…
遣唐使船を作っていたという、造船の歴史ある町、
とかそういう方がなんとなく好きなんですが。