海外旅行、特に言葉の通じない国や
まだまだインフラが整備途中の国を旅すると
いろいろなアクシデントに見舞われます。
トラブルとトラベルは同義語だ、とか言いますが
深刻なトラブルに直面しなければ、
アクシデントも旅の醍醐味、と楽しむ事にしています。
本当に今までどれだけのハプニング、アクシデントに出会い、
どれだけ多くの人に助けられたか、
旅の事を考えるとまず、一番に思い出すのがこういった事なのも、
やはり体験こそが宝物、という証拠なのでしょう。
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さて、今日の思い出もハンガリーの話です。
ケストヘイという所からペーチという町に移動した時の事です。
ハンガリーはフランスに似て、鉄道も首都集中型なので、
地方都市から地方都市に行く場合、
特急で一旦ブダペストに戻ってから特急に乗り換えて
V字型に向かった方が早い事が結構あるのですが、
せっかく遠い、珍しい所まで来ているのだから、
ローカル線を乗り継いで行きたいなぁ、と思う事もあります。
で、この不便なルートをブダペストに戻らずに行く場合、
ナジカニジャまで出て、1日に3本ある、
ソンバトヘイからペーチへの直通列車を利用するのが楽です。
しかも、その中の1本はケストヘイからペーチ直通で
バラトン湖に沿ってフォニョードまで行き、
そこからカポシュヴァールを抜ける超ローカル線経由です。
これに乗るべくワクワクとケストヘイ駅で待っていると
やって来たのが上の写真の列車です。
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