歩いて国境を渡る駅

バーゼルSBB
日本に居るとあまり感覚が分からないものの一つに
国境があります。

その点ヨーロッパは陸続きで多くの国が隣接している為、
国境というものは大変身近なものであると同時に
多くの争いの原因ともなって来ました。

EC統合以後、この国境を行き来する事は
我々旅行者にとっても大変気軽なものになりました。
そのぶん、かつての様に列車の旅で国境を越える度に
パスポートにスタンプやビザが増えて行くという
楽しみは無くなりました。

今は国境で入国管理や税関の職員が乗って来て
「パスポートを拝見」という事も少なくなりました。

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トラブル=トラベル?

M41
海外旅行、特に言葉の通じない国や
まだまだインフラが整備途中の国を旅すると
いろいろなアクシデントに見舞われます。

トラブルとトラベルは同義語だ、とか言いますが
深刻なトラブルに直面しなければ、
アクシデントも旅の醍醐味、と楽しむ事にしています。

本当に今までどれだけのハプニング、アクシデントに出会い、
どれだけ多くの人に助けられたか、
旅の事を考えるとまず、一番に思い出すのがこういった事なのも、
やはり体験こそが宝物、という証拠なのでしょう。

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さて、今日の思い出もハンガリーの話です。
ケストヘイという所からペーチという町に移動した時の事です。

ハンガリーはフランスに似て、鉄道も首都集中型なので、
地方都市から地方都市に行く場合、
特急で一旦ブダペストに戻ってから特急に乗り換えて
V字型に向かった方が早い事が結構あるのですが、
せっかく遠い、珍しい所まで来ているのだから、
ローカル線を乗り継いで行きたいなぁ、と思う事もあります。

で、この不便なルートをブダペストに戻らずに行く場合、
ナジカニジャまで出て、1日に3本ある、
ソンバトヘイからペーチへの直通列車を利用するのが楽です。
しかも、その中の1本はケストヘイからペーチ直通で
バラトン湖に沿ってフォニョードまで行き、
そこからカポシュヴァールを抜ける超ローカル線経由です。

これに乗るべくワクワクとケストヘイ駅で待っていると
やって来たのが上の写真の列車です。

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優雅な通勤列車

インターレギオ
サッカーが忙しくて(笑)、へとへとです。
おかげで昨日はこちらも更新できませんでした。
今日もさらっと軽いネタで行ってみたいと思います。

で、またドイツネタです。

昔はICやECなどの優等列車の1等車が赤系、
2等車や地域間快速IRなどはグリーン系統の色が
車体の塗装には使われていたかと思います。
でも、今はIR(インターレギオ)でもこんな色なんですね。
オーストリアの列車みたいです。
もちろん、これ2等車です。「2」とドア横にありますよね。

これは一年ちょっと前、バーデン・ビュルテンベルク州で
朝に見かけた近郊列車なので、
おそらく、言ってみれば通勤列車な訳ですが、
しかし、優雅です。 日本とはえらい違いです。

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ナンシーの苦難〜フランスなんて…

ナンシー スタニスラフ広場
今日も新幹線グッズの話でも楽しく続けようかと
思っていましたが、ナンシーについてお探しの方が
いらっしゃったようなので、
今日は真面目にナンシーの困った話を。

と言いましても、もう既に2年以上前の事なので、
きっと新しい駅も完成している事でしょう。

以前ここでも書きましたが、ウィーンから
フランスはロレーヌ地方の中心都市ナンシーまで
夜行列車で移動しました。
そんなわけで、ナンシーには7時過ぎに到着したのですが
母親にぜひ見せたいと思っていたナンシー派美術館に
行くにはこの大きな荷物は邪魔すぎる上に、外は結構な雨。
さて、じゃあロッカーにでも…と思ったのですが
なんと、この大きな駅にはロッカーがないんですね。

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ゴミ集め?とタリスのパンフ

チケットホルダー

元来がコレクター&マニア体質らしく、
気がつくと色々なものをあちこちから貰って来ては、
そのどれもがいつまでも捨てられません。

とはいえ、他人から見るとゴミにしか見えないようで、
友人からは面白がられ、家族からは嫌がられます。
でも、このページを読んで下さっている方なら
みなさん、同じですよね?

という訳で、大事な(笑)コレクションの
新幹線チケットホルダーと時刻表です。
こういうものは私の地域ではなかなか手に入りませんから。

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皇帝列車

皇帝列車
ゆうべから今日にかけてはサッカーの
ワールドカップ予選が世界中あちこちであったので
あれこれ見ていて(聞いていて)とてーも眠いです。

半日ぐらいずーーっとネット放送をつけっぱなしで
自分では見ようとは思わないような
マニアックな(?)対戦まで見てしまいました。

その中で、旧東欧旅行好き的に気になった対戦は
チェコ対スロバキアでしょうか。
10年ほど前ならあり得なかった対戦ですよね。

そしてもう一つはオーストリア対ルーマニア。
オーストリアが勝ちました!
旧東欧の国はたいていサッカーが強いのに、
盟主ハプスブルクの本家はなんだか弱いので気になります。

と、無理やりオーストリアに話を持って行きましたよ(笑)。

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変な駅名

半家駅

昨日、変な遊びの写真を載せてしまったので、
今日はその流れから駅名の話です。

そもそも地名・人名には難読なものが多いので
駅名だって難読なものが多くなるのは仕方がありませんが
時々困る事がありますよね。

とりわけ難読…というわけではありませんが、
大阪市営地下鉄の谷町線は
「いろいろと折り合いつけるのに苦労したんだな」
と、感じさせる駅名が並んでいます。
太子橋今市、千林大宮、関目高殿、四天王寺夕陽ヶ丘、
駒川中野、喜連瓜破(あ、これは難読かも)…と
駅名を取り合った結果、両方の地名を並べた感がありありです。

以前、この線に乗っていて乗り過ごし、
慌てて電話連絡をしたのですが、
「今どこにいるの?」と言われて、読めなかった事があります。
漢字で「あっ、無理」と思ったので駅名の仮名表示を見たら
もっと読めませんでした。
 のえうちんだい
どこで切るのよ(笑)。
焦って「のえぅちんだぃ〜?↑」と、
妙なイントネーションになって、相手も「ハァ!?」でした。
野江内代駅です。
落ち着けば「のえ・うちんだい」と判りますが
慌ててる人間向けに「のえ うちんだい」と
スペースを付けるとかして、振りがなをしてほしいものです。

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みどりの券売機

フランス券売機
昨日たまたま、どんなキーワードで検索されて
このサイトにお越しいただいたのかを、見ました。
いろいろあったのですが、まずはこんなあたりに目が行きました。

「ミストラル TEE」 
スミマセン。話題にしちゃったんですが、
乗った事も見た事もないんですよ。あれは。
確かにフランスの列車で乗ってみたいのはミストラルと
ル・トラン・ブルーでしょうか。

ちなみに、パリ・リヨン駅で乗り継ぎ時間が
たっぷりあったので、ぜひ、と構内の古き良き時代の
レストラン「ル・トラン・ブルー」に行ったのですが、
大荷物の貧乏旅行客では入りづらくてUターンしました。
…あんまりおいしくないらしいから、いいです、もう。
(負け惜しみ)

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「夜行列車 料金」
うーーん、料金という事は寝台料金の事なのでしょうか。
乗車券と特急券(急行券)もお忘れなく。
あ、それとも外国の包括料金のヤツでしょうか。

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ベニスへの列車

ベネチア・サンタ・マリア前
昨日、このサイトに「ベニス 列車」というワードで
検索をかけて来られた方がいらっしゃいました。
 ベニスの駅は話題にした事はあるけれど、
 ベニスへ行く鉄道の事はまだ書いてないな〜
 申し訳ない事をしたな〜
などと思っておりましたら、今朝母が
「昨日ベネチアの事、テレビでやってたよ」と言いました。
ひょっとして、列車で行ってなかった?と聞いたら
「ちょっとだけだけど」と、まさにその通りだったようです。

皆さん、ホントにテレビ、お好きですね(笑)。

残念ながら、ベニスのマトモな写真がなくて
今回載せるのも大変恐縮なのですが、ま、ネタとして。

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カテゴリー: イタリア, 海外の鉄道 — 詠 10:30 PM  コメント (1)

ドイツのローカル線〜黒い森

DB運転台

どういう話題が望まれているのだろうと日々、悩みます。
普通、鉄道ファンというと、JRとか人気私鉄とか、
ローカル線とか、廃線とか、SLとか、気動車とか…
そういうものの方が良いんですよね?

でも、海外乗り鉄の話は、他があまりされていないから
珍しくていいかな〜とも思うので、
結局一貫したサイトになっていない訳です(笑)。
それでもリピーターさんに来て頂いているようなので
結構、海外ばなし、読んで頂いてるのかも??

と、いう訳で今日はドイツのとあるローカル線の小旅行です。
私の好きなシュヴァルツバルト、黒い森の旅行です。

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