クロアチアからの夜行列車の料金

ドブロブニクの夜明け

長々とクロアチア旅行について書き過ぎたので
今日は軽い話題を…と思っていましたが、
ついでなので、最後にちょこっと記録の意味も込めて
クロアチアの写真を載せておきます。

まず、これ、ドゥブロヴニク到着翌朝のホテルからの眺めです。
暗くなってからの到着だったので、
灯りの少ないクロアチアでは景色が一切分かりませんでした。
ところがだんだんと空が明るくなると… 
アドリア海の真珠! 南の景色です。
左手が旧市街です。

ところで、当時の旅行メモを見つけたのですが、
スプリットからはザグレブまで列車もあったのに
なぜバスで行ったかが分かりました(笑)。
とにかく列車も少ないので、選択肢が少なく、
スプリットを11時40分に出る列車を選ぶと
ザグレブ着がなんと20時50分、
21時初のミュンヘン行き夜行にギリギリなのと
スプリットに11時40分までに着こうとするなら
ドゥブロヴニクのホテルを7時前に出る必要がありました。
だったら、全部バスでザグレブに行った方が速いですし、
夜行に余裕を持って乗った方が、心臓にも良いですしね。

やっぱり旧東欧の列車は遅れる事を考慮に入れた方が
後々いろいろと助かる事があると思います。

(続きを読む…)

ちょっと衝撃だったバスの旅・2

クロアチアの地図?
クロアチアに自由旅行をした時の話の続きです。
毎度、書き始めると長くなってしまい、すみません。

しかも、ずっと7年近く前の事だと思っていたのに、
母に「フランスでのW杯の年だった」と
訂正されてしまいました。
うわぁ、10年前の事だったんですねぇ… 成る程。

ドゥブロヴニクからザグレブまで、
当時は12時間半かかりましたが、今は
道路とトンネルの整備のおかげで11時間だそうです。

あの雪山を越える事が無くなったんですね。
一番の難所の峠越えをトンネルで短縮化したそうです。
復興と進歩、便利になって嬉しいような、淋しいような。

ところで、上の地図、この赤線で囲った所がクロアチアです。
地図に適当な書き込みで申し訳ありません。
島が多いので、海の方は特に大雑把です。

(続きを読む…)

あなたの旅程表

多少ましになったものの、やっぱり目が痛いです。
パソコンに向い過ぎ、と言われても
分かってはいるのですが、なかなか直せません。

さて、昨日はヨーロッパ(ドイツ語圏)の良き伝統、
列車ごとのパンフレットのお話でしたが、
昨日お見せしたもの、実は10年程前のものでした。
それでは現在、あの「あなたの時刻表」は
どうなっているかと言えば、これです。
ライゼプラン

(続きを読む…)

あなたの時刻表

最近、サプリメントが切れると
作業ができない程に目が疲れてしまいます。
どんなドーピング!?とか思ってしまう程にてきめんです。
そんな訳で昨日はさぼってしまいましたが、
その分、今日はとっておきの、
大好きなドイツ語圏あたりの話題をしたいと思います。

今日の主役は「あなたの時刻表」、これです。

ファールプラン

(続きを読む…)

ちょっと投げやりな切符

ウィーンゾーン1切符
ヨーロッパなど海外を旅すると、いろいろな国ごとに
都市ごとに、様々な切符と出会います。
たいていの切符はじっくりと見る事もなく、
写真と一緒にアルバムにに入れられたり
単に旅行土産(?)の袋にまとめて
がさっと入れられたままになっていたりします。

このサイトを始めて、それらを引っぱり出して
写真を撮ったり、記事を書いたりする度に
旅行した時の事をいろいろ思い出すのですが、
中には「何、これ〜!?」と思ってしまう切符もあります。

(続きを読む…)

改札機とローマのスリ?

ローマの切符
ヨーロッパの鉄道駅には、
そういえばほとんど改札機はありません。

地下鉄になると、さすがに結構改札機がありますが
それでもロンドンのチューブ(地下鉄)ぐらいにしか
日本風のしっかりとした改札機はなかった様に思います。
(あ。イタリアはローマ、ミラノともあった記憶が…
 うろ覚え、スミマセン)

ドイツ語圏やハンガリーだとたいていの場合、
改札に気がつかず通り過ぎて、慌てて戻ったりします。

改札といいますか、ホームに向かう途中に
小さな入鋏機がいくつか立っている感じです。
自分で切符を差し込んで、きっちりと刻印しておかないと、
検札がやって来て、不正乗車がないかチェックされた時
罰金を支払うハメになります。
…でも、ホント忘れ易いんですよね、あれ。

日本風のしっかりした改札機にしてくれればいいのに。

(続きを読む…)

カテゴリー: イタリア, 海外の鉄道 — 詠 10:38 PM  コメント (4)

ノイジードル・補足

アペトロンの集落
一昨日の記事、ランゲラッケという所の記事の補足です。
コメント中で補足してありますが、
このオーストリア東部の国立公園、
ランゲラッケを含むゼーヴィンケルは2001年に
フェルテー湖 / ノイジードル湖の文化的景観
としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。

最寄りの集落はアペトロンという町です。
ウィーン南駅から列車でノイジードル・アム・ゼーまで
国鉄(ÖBB エーベーベー)で約40分、
そこからバスに乗り換えてさらに40分でアペトロンです。

(続きを読む…)

観光名所としての駅〜ケチケメート

ケチケメート駅
日本でも駅自体が
ちょっとした観光の目的となる事があります。
例えば、以前ご紹介した嘉例川(かれいがわ)駅とか
門司駅なんかもそうですし、東京駅もそうかもしれません。

ヨーロッパでは以前、キングスクロス駅やテルミニ駅を
ご紹介しましたが、同様にパリ・モンパルナス駅を
あげる人も多いのではないでしょうか。

私のおすすめとしては、ミラノ中央駅、
あれが美しくてとても印象に残りました。
ミラノのあるロンバルディア州や隣のピエモンテ州は
秋になると霧がよく出るのですが、
私が訪れた9月末、ミラノを発つ日も霧でした。
霧の中に浮かぶ、真っ白な駅舎は域を飲む程に美しかったのです。

あとは、ちょっとダークホース的にブダペスト西駅でしょうか。
ブダペストには大きな3つの駅があり、
それぞれ違った外観をしていますが、
西駅は鉄とガラスの無機質な美しさを持っています。
なんと設計はエッフェル建築事務所。

そりゃあ、鉄を使わせたら最高でしょうね〜

さて、上の写真は今回の主役、ケチケメート駅です。

(続きを読む…)

南への憧れ

リエカ行き
これまた劣悪な写真でスミマセン。
例によってデジカメプリントをスキャンしてしまいました。

スロベニアに行く途中、昨日のゼンメリング峠を通った時に
グラーツだかマリボルだかで見かけた
クロアチアのリエカ行きの列車です。
やはり旧ハプスブルク帝国の一部だったオパティアという所です。

ゼンメリングを越えた列車の本来の目的地、
トリエステに程近いリエカもまたアドリア海に面した港町です。
ゼンメリングを越え、スロベニアの首都リュブリャーナを通り、
ピフカというところでトリエステ行きとは別れます。

(続きを読む…)

世界遺産

以前、このブログを始めた最初の頃に、
釧網線や五能線の話題の記事を書いていますが、
(最初はローカル線中心ブログでした…)
これらは世界遺産指定地域の近くを走る鉄道でした。

そう言えば、昨年末、入院する直前に行ったここも
世界遺産近くを走っていましたっけ。
大田市駅
でも、この大田市駅よりむしろ、前日に泊まった
温泉津の方がより世界遺産に近いと言えますよね。
なにしろ温泉津港が世界遺産そのものですから、
温泉津あたりの山陰本線は
ほぼ世界遺産地域の中を走っているようなものです。

(続きを読む…)










 



 ↓お気に召しましたら一票を! にほんブログ村 鉄道ブログ 女性鉄道ファンへ